ソン・フンミンがトッテナム・ホットスパーズの一員として通算100ゴール目を決めた。
ソン・フンミンは日本時間の1月2日、イギリス・ロンドンで行われたリーズ・ユナイテッドとの2020-2021プレミアリーグ第17節で、1-0でリードした前半43分にハリー・ケインのアシストを受けて追加ゴールを決めた。
ソン・フンミンにとっては今季リーグ戦12ゴール目であり、トッテナム通算100ゴールだった。
ソン・フンミンは2015年にトッテナムに入団して以降、計253試合を行い、プレミアリーグで65ゴール、FAカップで12ゴール、リーグカップで3ゴール、UEFAチャンピオンズリーグで14ゴール、そしてUEFAヨーロッパリーグで6ゴールを記録し、通算100ゴールに到達した。
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試合後、ソン・フンミンは韓国メディア共同取材団とのインタビューで、「自分一人だけでゴールを作ることはできない。多くの選手、スタッフのおかげだ。応援してくださるファンにも感謝する。同じクラブで100ゴールを決めるのは誇らしいことだ」と切り出した。
ソン・フンミンは同日、ケインとのコンビで今季リーグ13回目の合作ゴールを決めた。1995-1996シーズンのブラックバーン・ローヴァーズのアラン・シアラー、クリス・サットンが保有する1シーズン最多得点タイ記録となった。
同時にチェルシーのディディエ・ドログバとフランク・ランパードのコンビが作った通算36の合作ゴール記録まで、残り3ゴール差まで追撃した。まだシーズンが半分も過ぎていないため、記録更新は有力。このように素晴らしい記録を書き続けているが、ソン・フンミンは満足していなかった。
「(トッテナムの)選手たちは互いにどんなプレーを好むのかを知っている。約束したプレーがよく出た試合だった」としながらも「ただ、今日の試合が100%ではない。もっと補完する必要がある」と、さらに改善しなければならないという点を強調した。
トッテナムの試合は続き、ソン・フンミンも毎試合多くの出場時間を消化している。活動量も多く体力的に疲れていてもおかしくはない状況だ。
「火曜日に試合があるので、しっかり食べて睡眠もとって体力の回復に努めなければならない」としながらも「選手としてたくさんスプリントするのは当然だと思う」とし、これからも自分の任務に最善を尽くしていきたいとした。
昨年末には国際サッカー連盟が選定したFIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞)を受賞したソン・フンミン。
「韓国人としてプスカシュ賞を受賞して光栄だ。太極旗が見えて誇らしかった。投票を通じて決められたので良かった。まだ現実ではないようだ」と、受賞の喜びも隠さなかった。
新年最初の試合から活躍し、2021年も変わらぬ活躍を予告したソン・フンミンは「良い気運をもらえるようにしてくださったファンや韓国の国民に感謝したい。2020年は容易ではない年だった。多くの方々が苦労した。医療関係者の方々もご苦労が多かった。2021年には正常に戻る日を待ちたい。みなさん、 良いお年を」という言葉を残し、試合会場を後にした。
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