ダルビッシュ有の去就に韓国メディアも注目している。本紙『スポーツソウル』も12月24日付で「ダルビッシュ、今度はサンディエゴのユニホームを着るか?」と題した記事を配信している。
その参考になったのは、米メディアの『CBSスポーツ』だ。同メディアは12月24日(日本時間)、「サンディエゴがシカゴ・カブスのエースであるダルビッシュをトレードで迎え入れるようとしている」と報道した。
「サンディエゴ・パドレスのA.J.ブレラ―GMはテキサスでダルビッシュと一緒だった。彼をよく知っているため、交渉は成功できる」と伝えた。
ストーブリーグでは、ダルビッシュのトレードについての言及が相次いでいる。
今では決して若くない年齢である上、高い年俸もその理由だろう。ダルビッシュとカブスの契約は2023年までで、今後3年間5900万ドル(約62億4000万円)を受け取ることになる。年齢による年俸下落傾向を勘案すれば、シカゴ・カブスにとってはトレードで有望株を確保するのもなくはないという分析が出ている。
ダルビッシュは今季、12試合で8勝3敗、平均自責点2.01を記録した。新型コロナウイルス感染症拡大のため、60試合体制で運営された今季メジャリーグで、先発投手としての役割を全うした。好成績を収めてナショナル・リーグのサイ・ヤング賞2位にもなり、エースの復活を知らせた。
噂ばかりが飛び交うダルビッシュの行き先がどこになるのか楽しみだ。
前へ
次へ