2012年以来8年ぶりにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝した蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が、キム・ドフン監督との別れを知らせた。
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蔚山現代はACL決勝戦後の去る12月20日午後2時45分(日本時間)、“キム・ドフン監督との美しい別れ”と題した報道資料を発表した。
蔚山現代は「キム監督との4年間の同行を終え、別れを告げる」とし、「ACL優勝を導いたキム監督は、ペルセポリスとの決勝戦を最後に契約期間が終わり、監督の役割を退くことになった」と伝えた。
キム監督はユン・ジョンファン前監督(現ジェフユナイテッド市原・千葉監督)の後任として、2017シーズンから蔚山現代の監督に就任。同シーズンは就任初年度ながら、クラブ史上初のFAカップ優勝を果たした。
直近3シーズンではKリーグ1(2019、2020)、FAカップ(2018、2020)といずれも2度“ナンバー2”にとどまってしまったが、それでも2020シーズン最後の大会であるACLで頂点に立つことができた。
キム監督は蔚山現代での4年間、公式戦196試合で106勝50分40敗を記録した。
キム・グァングク団長は決勝戦後、キム監督に感謝碑を渡し、これまでの苦労に感謝した。
キム監督は「蔚山現代での4年間にピリオドを打つ最後の試合で良い結果を出せて嬉しい。結果が良いときもそうでないときも、いつも応援、支援してくださったすべての方々に感謝したい。今後も蔚山現代の健勝を祈り、応援していきたい」と語った。
蔚山現代は「近いうちに後任監督を発表し、2021シーズンの準備に本格的に突入する」と明らかにした。
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