韓国はソン・フンミンのワンマンチームではなく“ワンチーム”になるべき【アジアカップ総括②】

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最終エントリーに名を連ねた23人の選手のなかで、たった1人に責任と負担がのしかかる姿が見えたからだ。

ソン・フンミンは1月25日のカタールとの準々決勝直後、「チームは僕に期待し、僕もそれに応えなければならない部分が多かったが、体力的な部分も重なってあまりに何もできず、自分自身に腹が立つ。次は良くなるだろうと思ってきたが、僕のせいでそうなれず責任を感じている」と打ち明けた。

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いつからか韓国のAマッチが行われると、ソン・フンミンの肩には大きな荷物がのしかかるようになった。今回のアジアカップでもキャプテンを務めており、エースとして役割を果たさなければという思いは、大会が進むにつれて雪だるまのように大きくなっていった。

ソン・フンミンが韓国代表として長く、より良く活躍するためには、彼の感じている負担が他の選手に分散されなければならない。「ワンマンチーム」ではなく「ワンチーム」になるべきなのだ。

韓国代表は「ソン・フンミンのチーム」ではなく、「ソン・フンミンも所属するチーム」という事実を忘れてはならない。

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