今年1月の「ダイヤモンドリゾート トーナメントofチャンピオンズ」を皮切りに17大会を行ってきた2020シーズンの米国女子ツアーが、いよいよ終わりを迎えようとしている。
【写真】美女ゴルファー、ユ・ヒョンジュの“女神すぎる”ノースリーブニット姿
来る12月17日から、米フロリダ州ネイプルズのティブロンGCで4日間行われるシーズン最終戦「CMEグループツアー選手権」には賞金総額300万ドルがかけられている。
今大会には、今シーズンの米国女子ツアーの成績をポイントで換算したCMEグローブポイントランキングの上位70人のみが出場できる。そのため、賞金女王や平均ストローク、年間最優秀選手といった主要部門の受賞者も今大会で決まる。
同ランキングは毎大会で優勝者に500点、2位に300点、3位に190点ずつ入り、以降60位タイまでポイントが得られる。メジャー大会の場合は獲得ポイント数が増える。
昨シーズンの「CMEグループツアー選手権」を制したのはキム・セヨン(27)。女子ゴルフ大会最高額の賞金150万ドルを受け取った。
ただ、今回の優勝賞金は110万ドルと前回よりも少ない。とはいえ、去る15日に閉幕した「全米女子オープン」(優勝賞金100万ドル)をはじめとするメジャー大会よりも賞金規模は大きい。米国女子ツアーの平均優勝賞金よりも約3倍以上も高いため、選手にとっては絶対に逃すことのできない大会と言える。
16日現在の賞金ランキングをみると、パク・インビ(32)が136万5138ドルで1位、キム・セヨンが120万7438ドルで2位を走る。今大会で優勝することができれば、同ランキング37位までの選手に賞金女王となる可能性が残されている。
プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの行方も今大会で決まる。なお、現在はパク・インビが112点で1位、キム・セヨンが106点で2位、ダニエル・カン(28)が87点で3位となっている。
今回、世界ランキング1位コ・ジンヨン(25)は「全米女子オープン」準優勝により、今シーズン出場3大会にしてCMEグローブポイントランキングで前回105位から45位までジャンプアップに成功。最終戦の出場資格を得た。
そのほか、韓国勢はキム・セヨン、パク・インビ、パク・ヒヨン(33)、エイミー・ヤン(31、韓国名ヤン・ヒヨン)、ユ・ソヨン(30)、イ・ミリム(30)、イ・ミヒャン(27)、チョン・インジ(26)、ジェニー・シン(28、韓国名シン・ジウン)の計10人が出場する。
なお、「全米女子オープン」覇者のキム・アリム(25)は米国女子ツアー非会員のため出場せず。キム・アリムは本日(16日)午後に韓国に入国し、2週間の自主隔離期間に入る。
そのほか、世界ランキング10位パク・ソンヒョン(27)と同12位イ・ジョンウン6(24)も、今大会の出場資格を得られなかった。
新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して韓国に滞在していたパク・ソンヒョンは、シーズン後半から米国女子ツアーに復帰するも、「全米女子オープン」では予選ラウンド敗退。イ・ジョンウン6は同大会で6位タイを記録したが、CMEグローブポイントランキングは83位と、出場圏内まであと一歩届かなかった。
前へ
次へ