ウリ・シュティーリケ氏(66)が、監督業からの引退を宣言した。
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シュティーリケ氏は去る12月9日(日本時間)、母国ドイツメディア『Rheinische Post』とのインタビューで指導者生活に終止符を打つことを発表。
「この4週間、引退者として生活することになれた。監督業をもう辞めることに決めた。これ以上、移動やトレーニング、ストレスを受ける約束に神経を使わなくて良い」と述べた。
シュティーリケ氏は中国スーパーリーグの天津泰達で監督を務めていた去る4月、ドイツメディア『スポルト1』を通じて「今シーズンが監督として最後の契約だ。これからはドイツだけでなく、どの国でも監督をやりたくない」と引退を示唆していた。
シュティーリケ氏は成績不振で8月に天津泰達の監督を解任以降、引退後の余生に向けて準備を進めていたようだ。ただ、「諮問職に関心があるが、整理する時間がまだ多い。待ってみよう」と、クラブや協会の顧問として、引き続きサッカー界に関わる意志を見せた。
1954年生まれのシュティーリケは現役時代、ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)やレアル・マドリード(スペイン)でプレーした後、1988年にヌーシャテル・ザマックス(スイス)で引退。
指導者生活は1989年のスイス代表監督からスタート。ドイツ世代別代表やコートジボワール代表、アル・アラビ(カタール)などで監督を務めた。
2014年からは韓国代表監督に就任したが、2018年ロシアW杯アジア予選での不振が続いたことから、2017年6月に韓国サッカー協会との相互合意の下で契約解除となっていた。
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