かつて2017年から2019年まで東京ヤクルトスワローズで活躍した右腕投手デイビッド・ブキャナン(31)が、韓国プロ野球のサムスン・ライオンズで来シーズンもプレーすることが決まった。
【注目】ブキャナンが「必ず記事にして」と取材陣にお願いした͡こと
サムスンは12月9日、「ブキャナンと契約金10万ドル、年俸90万ドル、インセンティブ50万ドルなど、最大150万ドルで再契約した。ブキャナンは2020シーズンを終えてアメリカに戻る前に、国内でメディカルチェックも終えた」と発表した。
今年1月に最大85万ドルの契約でサムスンに入団したブキャナンは、国内での実力を認められ、65万ドル高い金額で再契約することになった。
金額引き上げの要因は十分だ。
ブキャナンは2020シーズン、27試合に登板。計174.2イニングを投げて15勝7敗、防御率3.45を記録した。リーグ全体では勝利数3位タイ、防御率7位だった。
ブキャナンは、1998年にサムスンでプレーしたスコット・ベイカーが消化したイニング数172回を2.2回超え、球団の外国人投手最多イニング記録をマーク。勝利数ではベイカーと同じ15勝を達成した。
サムスンは「多様な球種、イニング消化力、安定的な制球力、堅固なスライドステップなど、ブキャナンはこの1年間、韓国プロ野球で最上位レベルの技量を証明した。また、真面目な練習態度と体系的なコンディション管理で、ほかの選手たちの模範になった」と、再契約の背景を説明した。
再契約を終えたブキャナンは、「ライオンズファンの前で再び球を投げることができてとても嬉しい。来シーズン、チームメイトやファンの皆さんと元気に野球場で和えることを願っている」とし、「シーズンオフに娘が生まれた。ファンの皆さんと早く会いたい」と伝えた。
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