かつてガンバ大阪でプレーしたキム・スンヨン(35)が、香港プレミアリーグの理文(リーマン)に入団する。
昨年、Kリーグ1(1部)の仁川ユナイテッドと契約が終了後、香港の大埔(タイポー)に加入したキム・スンヨンは、リーグ序盤の5試合で4ゴール1アシストを記録。しかし、新型コロナウイルス感染症の余波を受けてリーグが中断されると、キム・スンヨンは帰国して再び新天地を探した。
そして今回、理文からのラブコールを受け、2度目となる香港の舞台に戻ってきた。
世代別代表を経験したキム・スンヨンは、去る2004年にFCソウルでプロデビュー。国内では蔚山現代(2012~2013年)や江原FC(2017~2018年)、仁川ユナイテッド(2019年)のユニホームを着た。
国外ではガンバ大阪(日本、2011年)をはじめ、セントラルコースト・マリナーズFC(オーストラリア、2014年)やブリーラム・ユナイテッド(タイ、2016年)、大埔(香港、2020年)などアジア各国リーグを経験した。
国内外のクラブを合わせ、キャリア通算300試合以上に出場してきたキム・スンヨン。今回加入する理文は自身13番目のクラブとなった。
キム・スンヨンは所属エージェント会社のDJマネジメントを通じて「香港進出は選手キャリアに大きな意味がある。ほかの選手は私が黄昏期に入ったと言うが、コンディションには自信があった」とし、「選手としての価値を認めてくれて、良い条件で受け入れてくれたクラブに感謝する」と述べた。
キム・スンヨンはワークパーミットの発行が完了次第、理文に合流する予定だ。
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