スペイン現地メディアが、韓国代表MFイ・ガンイン(19、バレンシア)が新型コロナウイルスに感染したと報じている。
『デポルテ・バレンシアーノ』は12月7日(日本時間)、「イ・ガンインとデニス・チェリシェフが新型コロナ検査で陽性反応を受けた。2人は隔離され、エイバル遠征にも同行しなかった」と伝えた。
実際、イ・ガンインとチェリシェフは8日に行われたアウェーでのラ・リーガ第12節エイバル戦の招集メンバーに含まれなかった。なお、試合は0-0の引き分けに終わっている。
バレンシアは去る1日、「トップチームを対象にした新型コロナ検査で疑わしい事例が出た。疑わしい選手及び濃厚接触者は防疫指針に従って隔離に入った」とし、「近いうちに最終結果を確認する」と発表していた。
その後、イ・ガンインがチームの練習から外され、すぐに練習場を離れる姿が確認されたことからも、新型コロナ感染の可能性が憂慮されていた。
バレンシアはまだ公式の立場を示していないが、現地ではイ・ガンインの新型コロナ感染を既成事実として受け止めている。
イ・ガンインは去る11月、クラスターが発生した韓国代表のオーストリア遠征に合流していた。当時の検査では陰性とされていたが、新型コロナの潜伏期間が2週間程度であることを考慮すると、代表チームで感染した可能性もある。
また、バレンシアでもチームメイトのチェリシェフが11月末に陽性判定を受けていた。イ・ガンインとチェリシェフは、11月22日に行われたラ・リーガ第10節アラベス戦でともに先発出場していた。
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