世界ランキング1位のコ・ジンヨン(25)が、来る12月4日から行われる「ボランティア・オブ・クラシック」への出場を決めた。
当初、コ・ジンヨンは同大会への出場予定がなかったが、自身が保持する世界ランキング1位の座を死守すべく、一転して出場を決意したようだ。
現在7.79ポイントのコ・ジンヨンは昨年8月から首位をキープしているが、世界ランキング2位キム・セヨン(27)が7.38ポイントと猛追。2人のポイント差は0.41と、一試合の結果次第で順位変動する可能性がある。
2020シーズン初出場の「ペリカン女子選手権」(11月19~22日)を34位タイで終えたコ・ジンヨンは、今回の「ボランティア・オブ・クラシック」がシーズン2度目の出場。来る12月のメジャー大会「全米女子オープン」(12月10~13日)及びシーズン最終戦「CMEグループツアー選手権」(12月17~20日)に向け、上位でのフィニッシュが期待される。
一方、キム・セヨンは「全米女子オープン」及びシーズン最終戦「CMEグループツアー選手権」(12月17~20日)に備え、今大会を欠場する。
上位2人のほか、賞金ランキングと年間MVPポイントでいずれもキム・セヨンに1位を明け渡しているパク・インビ(32)も両部門での首位奪還を狙い、今大会に出場する。
パク・インビは去る10月のメジャー大会「KPMG女子PGA選手権」(10月8~11日)で準優勝して以降、休憩とトレーニングを並行。「全米女子オープン」の前哨戦と言える今大会に向け、着実に準備を進めてきていた。
韓国勢のプレーに注目の集まる「ボランティア・オブ・クラシック」は、12月3日から6日までの4日間にかけて開催。賞金総額は175万ドルと設定されている。
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