韓国代表MFイ・ガンイン(19、バレンシア)が11月29日(日本時間)のラ・リーガ第11節アトレティコ・マドリード戦で出場しなかったことに、現地メディアが反応している。
【注目】イ・ガンインは所属クラブに続き韓国代表でも干されるのか
バレンシア率いるハビ・グラシア監督は、アトレティコ戦の先発メンバーからイ・ガンインを外すと、5枚の交代カードにも含めなかった。結局、試合はバレンシアのオウンゴールによってアトレティコが1-0で勝利している。
試合後、スペイン現地ではイ・ガンイン不出場のニュースが集中的に報じられた。記者会見でも、イ・ガンインが出場しなかった理由に関する質問が多く飛んだ。
グラシア監督はイ・ガンイン不出場について、「彼は優れた選手だし、トレーニングもよくこなしている。私は試合のために最善の決断を下さなければならない。試合に出なかったからといって、彼がトレーニングをしっかりしていなかったという意味ではない。すべての選手にプレーする資格がある」と原論的なコメントを残した。
続けて、「イ・ガンインが出場しなかったことについて誰も理解できていない」と質問された際には、「誰がなぜ出場しなかったのかと質問するのも理解できる。しかし、私はすべての選手に対して価値をもって見なければならない。イ・ガンインも含めてだ。全員がプレーすることはできない」と述べた。
現在、バレンシアとイ・ガンインの間では契約延長をめぐる交渉が行われている。ただし、出場時間に最優先の価値を置くイ・ガンインには、グラシア監督の下で確固たる地位を築けていない現状から今冬での退団も噂されている。
バレンシアは次戦、12月8日にラ・リーガ第12節エイバル戦を控えているが、イ・ガンインに出場機会は与えられるだろうか。
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