「自分のことより新型コロナの陽性判定を受けた仲間をもっと心配しなければ」
所属するトッテナムに復帰するやいなや、ゴールを決めたソン・フンミンは、Aマッチ期間中に韓国代表を襲撃した新型コロナの影響について、慎重に口を開いた。
ソン・フンミンは11月22日(日本時間)、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたマンチェスター・シティとのホームゲームに先発出場し、先制決勝ゴールを決め、チームを2-0の勝利を導いた。
トッテナムのモウリーニョ監督は、Aマッチ期間中にオーストリア遠征に行ってきたソン・フンミンを先発で起用。普段主にプレーしている左ではなく、右サイドのFWとして出場したソン・フンミンはプレミアリーグ今季9ゴールであり、シーズン11得点目を記録。プレミアリーグ得点ランキングでは単独首位に立った。
今回の共同インタビューはその試合後に行われた。以下、ソン・フンミンとの一問一答。
◇
―プレミアでは今季9ゴールだ。 得点ランキング単独首位だが、その要因は?
特別な理由はない。選手たちがみんな一緒に努力してくれて、僕もゴールを入れることができた。仲間の犠牲と努力が優先だと思う。
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―マンチェスター・シティを相手に通算6回目の得点だ。ビッグクラブに特に強いところがあるが、試合前のマインドコントロールなど特別な準備があるとしたら?
僕もプレミアリーグで6年目だ。毎試合ごとにマインドセッティングや準備過程は同じだ。チャンスをうまく生かすかどうかの違いだと思う。
マンチェスター・シティ戦では特に得点チャンスが多く、運良く締めくくりが良かったことから、そのような話が出るようだ。マンチェスター・シティも良いチームだ。試合の準備をするとき、たくさん努力して勉強している。
―今日は左ではなく右サイドに移動してプレーしたが?
監督の狙いがあったのではないかと思った。僕は左右両方とも問題ない。(ウィンガーそのものが)好きなポジションなので問題ない。
―10月の「今月の選手賞」を受賞した。通算3度目の「今月の選手賞」受賞だが…?
多くの選手の犠牲、サポーターの応援で賞をいただくことができた。トッテナム公式チャンネルでインタビューしたように、ケインだけでなく、他の選手が受賞してもいいほど10月に良い活躍を見せた。僕が特別にその賞をもらったと思うが、チームメイトやスタッフ、クラブのサポーター、韓国サッカーファンの皆さんに感謝する。
―韓国代表に新型コロナの感染確定者が出た後、体調を心配するファンが多い。
僕に対する心配より、陽性判定を受けた選手を先に心配しなければならない。僕は元気で、今日の試合も無事に終えた。先に代表チームに参加していた選手たちはとても苦労が多かった。特に、選手よりスタッフの方が苦労したので、(韓国国内で)あまり良くない視線を向けないでいてほしい。
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