2020シーズンの韓国女子ツアーで新人王に輝いたユ・ヘラン(19)をはじめとする韓国勢10選手が、米国女子ツアーの「全米女子オープン」出場資格を獲得した。
全米ゴルフ協会(USGA)は11月18日(日本時間)、女子ゴルフ世界ランキング(11月9日付)から新たに28人の選手が「全米女子オープン」(12月10~13日、賞金総額550万ドル)に追加出場することを発表した。これで、大会出場選手は総勢156人で確定した。
日本からは原英莉花(21)や古江彩佳(20)、笹生優花(19)ら9人が出場資格を得たなか、韓国からは10人が出場資格を手にした。
韓国女子ツアーからはユ・ヘラン、アン・ナリン(24)、アン・ソンイ(30)ら優勝経験者のほか、キム・ジヒョン(28)、イ・ジョンミン(28)、オ・ジヒョン(24)、キム・ボア(25)、チェ・イェリム(21)、キム・ソイ(26)が参戦。日本女子ツアーでプレーするジョン・ミジョン(38)も出場資格を得た。
USGAはなかでもユ・ヘランに注目。昨年8月にアマチュアながら「済州三多水マスターズ」を制し、韓国女子ツアーのシード権を獲得した後、今年8月の同大会でタイトル防衛に成功した点を高く評価した。また、韓国代表としても活躍したユ・ヘランが、「全米女子オープン」の舞台で華麗にデビューすることに期待を寄せた。
今大会には過去に同大会で優勝を経験した9人の選手が出場するほか、42人の選手が初出場を飾る。また、大会がテキサス州のチャンピオンズGCで行われることもあり、7人のテキサス出身選手にも門戸が開かれた。
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