米フロリダ州で行われる米国女子ツアーの「ペリカン女子選手権」(11月19~22日、賞金総額200万ドル)に、世界ランキング1位コ・ジンヨン(25)や2位キム・セヨン(28)含む計13人の韓国人選手が出場する。
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去る10月22日から25日にかけて行われた「LPGAドライブオン選手権レイノルド・レイク・オコニー」以来、約1カ月ぶりに再開する米国女子ツアー。
今回の「ペリカン女子選手権」は今シーズン新設された大会だ。当初は5月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、11月に延期となった。
新型コロナの世界的拡大を受けて韓国に滞在していたコ・ジンヨンは、今回が今シーズンの米国女子ツアー初出場となる。
2019シーズン、年間最優秀選手や賞金女王、最多勝(4勝)などのタイトルを独占したコ・ジンヨン。今シーズンは韓国滞在中、国内の6大会に出場し、主に矯正したスイングのテストを行ってきた。
コ・ジンヨンは今大会を皮切りに、米国女子ツアーの残りシーズンで「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」(12月3~6日)、「全米女子オープン」(12月10~13日)、「CMEグループツアー選手権」(12月17~20日)に出場予定だ。
「アメリカの新型コロナの状況は良くないけど、来シーズンに備え、矯正したスイングを一度チェックしなければ一生後悔すると思い、渡米することを決めた」と、コ・ジンヨンは米国女子ツアー復帰の理由を明かしている。
今大会では、去る10月のメジャー大会「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」を制した世界ランキング2位キム・セヨンとのショット対決に注目が集まる。
ただ、現在のランキング平均ポイントではコ・ジンヨンがキム・セヨンを1.03上回っているため、今大会の結果がどうであれ首位が変わることはない。
そのほかにも、昨シーズンの「全米女子オープン」覇者イ・ジョンウン6(24)、世界ランキング9位のパク・ソンヒョン(27)、去る2月の「ISPS HANDA ヴィックオープン」覇者パク・ヒヨン(33)らが名乗りを上げた。
また、世界ランキング6位畑岡奈紗(21、日本)、7位ブルックス・ヘンダーソン(23、カナダ)、8位ミンジー・リー(24、オーストラリア)らも参戦。推薦枠としてカリー・ウェブ(45、オーストラリア)やナタリー・ガルビス(37、アメリカ)も出場する。
今大会の試合会場であるペリカンGCは、フェアウェイが比較的広く難易度も低いため、アンダーパーのスコアが続出するものとみられている。一方、コースが短いだけにパッティングには繊細さが求められる。
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