U-23韓国代表GKソン・ボムグン(23、全北現代モータース)がエジプト遠征全勝を誓った。
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キム・ハクボム監督率いるU-23韓国代表は、来る11月13日午前3時(日本時間)にU-23エジプト代表、14日午後10時にU-23ブラジル代表と対戦する。今年1月にタイで開催されたU-23アジア選手権以来の対外試合だ。
ゴールキーパーのポジションにはソン・ボムグンのほか、ホ・ジャウン(22、城南FC)とアン・チャンギ(22、水原三星ブルーウィングス)が招集された。ただ、正守護神は今回もソン・ボムグンが務めるものとみられている。
ソン・ボムグンは「1月のU-23アジア選手権以来、久しぶりに招集された。コロナ禍でも我々選手はエジプトという遠いところまでやってきた。(イ・)スンウや(ペク・)スンホらに会えることが嬉しい。良いパフォーマンスで期待に応えたい」と意気込んだ。
今回対戦する2カ国はいずれも名実ともに優れる強豪だ。U-23ブラジル代表は南米予選で準優勝、U-23エジプト代表はアフリカU-23ネイションズカップで優勝し、翌2021年の東京五輪出場を決めている。
それでも、ソン・ボムグンは「ブラジルやエジプトだからと言って、今まで以上に準備したり集中したりすることはない。ただ、どんな試合であれ左胸の(太極マークに対する)自負心と使命感を持ち、準備することが正しい」と強気を見せた。
そして、「国家対抗戦は来たくても来られない選手が多い。ブラジルはトップレベルでプレーする選手が来るので、彼らと対戦できることが良い経験になると思うし、多くを得られるだろう」と期待も語った。
今回、キム監督はイ・スンウ(22、シント=トロイデン)やペク・スンホ(23、ダルムシュタット)など、海外組7選手を招集した。だが、記者会見の場では「欧州組のチェックは今回が最後。試合にも出ていないのに、いちいち訪ねてチェックすることはできない」と、厳しいメッセージを投げかけている。
ただ、ソン・ボムグンは彼らとプレーすることを待ち望んでいるようだった。彼は「同世代の海外組とプレーしたことがあまりなかったので、いい機会になるはずだ」と力を込めて語った。
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