“女帝”キム・ヨンギョンが「あまりにも楽に得点する」と驚いた韓国屈指のセンターとは?

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女子バレー韓国代表キャプテンのキム・ヨンギョン(32・興国生命ピンクスパイダーズ)が、韓国Vリーグ女子部で初めて対戦したヤン・ヒョジン(30・現代建設ヒルステート)の存在感に驚きを示した。

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キム・ヨンギョンの所属する興国生命は、11月3日に行われたVリーグ女子部の現代建設ヒルステート戦でセットカウント3-1(25-16、23-25、25-18、25-23)で勝利。これで開幕から無敗の4連勝とし、単独首位の座を堅持した。

この試合でキム・ヨンギョンは攻撃成功率53.84%の26得点と大活躍。疑いの余地なく、勝利の立役者となった。

キム・ヨンギョン

親友の得点力に「少し憎らしい」

勝利を手にした興国生命だが、試合運びは決して簡単ではなかった。第2セットを奪われ、第4セットにも終盤に追い上げられるなど冷や汗をかいた。

現代建設は、この日16得点を記録した国内トップレベルのセンター、ヤン・ヒョジンを筆頭に、興国生命にプレッシャーをかけ続けた。

試合後、キム・ヨンギョンは「ヒョジンがあまりにも楽に得点するから、少し憎らしく思うこともある」と笑いつつも、「何しろ上手な選手だ。代表では私がこき使うこともあるが、彼女は現代建設のフランチャイズ・スターであり、レジェンド的存在だ。私の知るヒョジンの姿とは違う」と称賛した。

ヤン・ヒョジン

キム・ヨンギョンとヤン・ヒョジンは親友の仲だ。若い頃から代表でともにプレーしている2人は、今も良い関係を築いている。キム・ヨンギョンが運営するユーチューブチャンネル『シッパンオンニ(食パンお姉さん)』にも、ヤン・ヒョジンは度々登場している。

そんな2人が、今シーズンから国内のVリーグで顔を合わせるようになった。それだけに、感慨深いものがあるのだろう。

「いつ敗れてもおかしくないほど…」

ほかにも、キム・ヨンギョンは「韓国にもブロッキングが高いチームは存在する」と明かすと、「チームによってはブロッカーが欧州の選手と似ていることもあり、マッチアップによって難易度も変わる。韓国でも十分に高いフォーメーションが出る」と、韓国Vリーグ女子部も高いレベルにあることを述べた。

また、「当然負けることもあると思う。ここまで4連勝しているとはいえ、無条件で勝てるわけではない。今日だって負ける可能性はあったし、(10月31日の)韓国道路公社ハイパス戦も同じだ。いつ敗れてもおかしくないほど、どのチームも上手くやっている。私たちも最善を尽くして準備しなければならない」と、緊張のひもを緩めなかった。

最後に、キム・ヨンギョンは自身と同じく今シーズンから新加入したセッターのイ・ダヨン(24)との連携についても触れ、「攻撃陣のスタイルが皆違う。お互いに合わせていく必要がある。もっと良くなるはずだ」と語った。

イ・ダヨン(写真中央)

興国生命は次戦、11月7日にIBK企業銀行アルトスと対戦する。

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