韓国代表が欧州遠征に臨むメンバー26人を発表!監督は“絶好調”ソン・フンミンに期待

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韓国サッカー協会は11月2日、来る代表ウィーク期間のオーストリア遠征に臨む韓国代表メンバー26人を発表した。

【写真】ソン・フンミンに恋人はいる?韓国代表“美女パートナー”一挙紹介

韓国代表は、来る11月15日午前5時(日本時間)にオーストリアのウィーナー・ノイシュタット・シュタディオンでメキシコ代表、17日午後10時にBSFZアレーナでカタール代表と対戦する。

今回招集された韓国代表メンバーは以下の通り。

GK:チョ・ヒョヌ(29、蔚山現代)、ク・ソンユン(26、大邱FC)、イ・チャングン(27、尚州尚武)

DF:キム・ミンジェ(24、北京国安)、クォン・ギョンウォン(28、尚州尚武)、パク・ジス(26、広州恒大)、チョン・テウク(23、大邱FC)、キム・ジンス(28、アル・ナスル)、ウォン・ドゥジェ(23、蔚山現代)、ホン・チョル(30、蔚山現代)、キム・テファン(31、蔚山現代)、キム・ムンファン(25、釜山アイパーク)、ユン・ジョンギュ(22、FCソウル)

MF:ソン・ジュンホ(28、全北現代モータース)、チョン・ウヨン(31、アル・サッド)、ファン・インボム(24、ルビン・カザン)、イ・ジェソン(28、ホルシュタイン・キール)、ナム・テヒ(29、アル・サッド)、クォン・チャンフン(26、フライブルク)

FW:ソン・フンミン(28、トッテナム)、ファン・ヒチャン(24、ライプツィヒ)、イ・ガンイン(19、バレンシア)、イ・ドンジュン(23、釜山アイパーク)、ナ・サンホ(24、城南FC)、オム・ウォンサン(21、光州FC)、ファン・ウィジョ(28、ボルドー)

(写真提供=韓国サッカー協会)パウロ・ベント監督

韓国代表がAマッチを行うのは、昨年12月18日に釜山で行われたE-1サッカー選手権決勝の日本戦以来、約11カ月ぶり。国外での親善試合となると、昨年11月19日にアラブ首長国連邦(UAE)で行ったブラジル代表戦以来、約1年ぶりである。

韓国代表は来る11月8日午前に招集され、出国予定だ。なお、同日行われるFAカップ決勝第2戦に出場する全北現代モータースと蔚山現代にそれぞれ所属する選手は、別日に出国する。

「ソン・フンミンは模範になる選手」

「ソン・フンミンはいつも私たちの模範になる選手だ。プロフェッショナルな姿を見せてくれるし、問題視するような点もない。彼がワールドクラスかどうか、という論争については神経を使わない。代表でもプラスになる選手として残ってくれることを願う」

「1年ぶりに代表戦に出場するソン・フンミンに期待するものは何か?」。取材陣にこう問われたベント監督は、上記のように答えた。

続けて「我々が知る彼はいつも謙遜で、代表チームではどういった部分を望み、改善するにはどうすれば良いかをわかっている」とし、「これまでとてつもない能力を見せつけてくれた」と高く評価。今回の招集にも大きな期待を寄せた。

ソン・フンミン

ベント監督はソン・フンミン以外に欧州でプレーする攻撃陣についてもコメント。元ガンバ大阪ファン・ウィジョについては「所属チームで出場時間が多いときもあれば少ないときもある。クラブと代表で起用ポジションが違うが、代表では最前線のストライカーとして出場するとき、一番優れた活躍を見せてくれるとわかっている」と語った。

ライプツィヒで出場機会確保に苦しむファン・ヒチャンについては、「昨シーズンと今シーズンで環境が変わった。今は欧州トップレベルの舞台でプレーをしている。サイドと中央どちらも可能だ。どう起用するかは練習時に考えてみよう」と述べた。

そのほか、ロシア・プレミアリーグで活躍中のファン・インボム(24、ルビン・カザン)を「すでに能力のある選手がさらに発展したと言って良い。サッカーや試合に対する理解度が相当に高い博識な選手だ。いつ何をすべきかわかっている選手」と称えた。

左からファン・ウィジョ、ファン・ヒチャン、ファン・インボム

「雪辱を果たそうという考えはない」

ベント監督は、守備陣で抜てきした元アビスパ福岡ウォン・ドゥジェ(22、蔚山現代)について、「とてつもなく良い能力を持った選手だ。シーズン通して活躍してくれた。MFでもDFでも高いパフォーマンスを発揮してくれるマルチプレイヤー」と称賛。

今回が初のA代表招集となったチョン・テウク(23、大邱FC)については「所属チームではスリーバックの右や中央で出場する機会が多い。普段の所属チームとは違う観点でサッカーを理解し、所属チームと異なる点を習得して、それを代表チームで活かせるかを確認したい」と招集理由を説明した。

ウォン・ドゥジェ(左)とチョン・テウク

韓国代表は、今回対戦する2カ国と直近の対戦で敗れている。メキシコ代表には2018年ロシアW杯グループステージで、カタール代表には昨年のアジアカップ準々決勝で敗北を喫した。

ただ、ベント監督は雪辱の考えを問われ「この2チームに対し、新たにモチベーションを感じたり雪辱を果たそうと思ったりしたことはない。特別な感情を持って試合に臨めば、かえってまた敗れてしまう可能性が高くなる」と断言。「試合だけに集中できるよう、選手たちを促すつもりだ」と述べた。

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