韓国女子ツアーが思わぬアクシデントに見舞われた。
韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)は10月23日、同日開催予定の「2020 HUENCARE女子オープン」(10月22~25日、賞金総額8億ウォン=約8000万円)の第2ラウンドを、強風のため中止することを発表した。
今シーズンの韓国女子ツアーでは、「第14回S-OILチャンピオンシップ」(6月12~14日)と「ISドンソ釜山オープン」(7月10~12日)で大雨によるラウンド中止が起きた。強風のためラウンドが中止となったのは今回が初めてだ。
KLPGAのチェ・ジンハ競技委員長は、強風の影響でラウンドが中止される条件について「一つは11~12m/sの風が吹くとき。もう一つは、グリーンでボールが転がるとき」と説明。
続けて「今日は2つのグリーンでボールが転がるのを確認した時点で一時中断を決めた。その後、大会組織委員会2次会議を開く正午前まで風速をチェックしたが、4つのグリーンでボールが転がった」と中止の経緯を明かし、「仮に明日も強風が続けば、グリーンスピードを低めるなどできる限りのことを行い、ラウンドを無事終えられるようにする」と述べた。
本日中止された第2ラウンドは、明日(24日)に同一の時間とグループ編成で進行される予定。これに伴い、大会は当初の4ラウンド72ホール試合から3ラウンド54ホール試合に縮小となった。
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