昨シーズン6冠女王のチェ・ヘジンが単独首位発進を切った。
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韓国女子ツアーの「2020 HUENCARE女子オープン」(10月22~25日、賞金総額8億ウォン=約8000万円)が、10月22日からサウスリンクスカントリークラブ霊岩(ヨンアム)でスタートした。
世界ランキング1位のコ・ジンヨン(25)はじめ、キム・ヒョージュ(25)やイ・ジョンウン6(24)、ユ・ソヨン(30)ら米国女子ツアー勢が不在の今大会。
第1ラウンドを終え、チェ・ヘジン(21)が5アンダーの「67」で単独首位に立った。
首位1打差の2位タイはキム・アリム(25)、イ・ソミ(21)、チョン・ウリ(23)の3人が並んだ。そのほか、大賞ポイント2位のイム・ヒジョン(20)が9位タイ、昨シーズン新人王のチョ・アヨン(20)と今シーズン新人王有力候補のユ・ヘラン(19)が25位タイ。パク・キョル(24)とアン・ソヒョン(25)が52位タイ、パク・ヒョンギョン(20)が60位タイとなっている。
第1ラウンド終了後、チェ・ヘジンは「今日のパッティングは直近で一番良かった。風が強く吹いていたが、バーディチャンスを多く生み出してスコアを伸ばすことができた」と自身のプレーを振り返った。
また、単独首位について「大会初日からスタートをうまく切れて気分が良い」と率直な気持ちを明かすと、「これまで初日に良いプレーができたときは大会通じて成績が高かった。今大会も最終ラウンドまで集中してプレーしたい。当然、目標は優勝だ」と第2ラウンド以降の意気込みを語った。
昨シーズン、韓国女子ツアーで年間MVPに相当する大賞にはじまり、賞金女王、平均ストローク賞、最多勝(5勝)、さらにはゴルフ担当記者団が選定するベストプレーヤートロフィーと人気賞を受賞し、圧巻の“6冠女王”に輝いたチェ・ヘジン。
今シーズンは優勝こそないものの、これまで出場した12大会中、33位でフィニッシュした「ISドンソ釜山オープン」(7月10~13日)を除くすべての大会でトップ10入りする安定感を誇っている。ここまでの最高成績は、「起亜自動車・第34回韓国女子オープン」(6月18~21日)の3位だ。
チェ・ヘジンは今シーズン、大賞ポイント部門で1位を走っているだけでなく、平均ストローク3位(69.9286打)、賞金ランキング10位(2億5816万ウォン=約2581万6000円)と、成績面でも安定を見せている。
それだけに、海外勢不在の今大会で是が非でも優勝を成し遂げてほしいところだ。
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