韓国女子バレーの“女帝”がリーグ開幕戦に臨む!試合直前の監督「コンディションは80%」

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パク・ミヒ監督率いる興国生命スパイダーズは10月21日15時半、ソウルの奨忠(チャンチュン)体育館で行われる2020-2021シーズンVリーグ女子の開幕戦で、GSカルテックスと対戦する。

【写真】興国生命の美人セッター「おなかチラ見せ」ショット 

興国生命は9月に行われたカップ戦でGSカルテックスに、セットスコア0-3で敗れている。それから1カ月余り、リーグ戦での雪辱を誓っているはずだ。その中心には“女帝”キム・ヨンギョンがいる。

キム・ヨンギョンは今シーズンを控え、興国生命に電撃復帰した。Vリーグ復帰は、2009年4月11日以来、4211日ぶりだ。カップ戦ではコンディションが万全ではなく、本日の試合で真価が発揮されると期待される。

「キム・ヨンギョンは80%の仕上がり」

試合開始直前、取材陣と会ったパク・ミヒ監督は、「カップ戦のときはキム・ヨンギョンとルシアのコンディションが100%ではなかった。2人の体調を引き上げようとした」とし、「キム・ヨンギョンは負傷後、6カ月以上休む期間があったので回復するのに少し時間がかかった。今も100%ではないが、80%ほどのようだ。出場には問題ない」と明かした。

10月21日、GSカルテックス戦を準備する興国生命スパイダースのキム・ヨンギョン

また興国生命はキム・ヨンギョンに加え、韓国代表のセッターであるイ・ダヨンも獲得した。セッターが変わり、呼吸を合わせる意味で時間が必要になる可能性もある。パク監督は「呼吸に重点を合わせた。呼吸というものは、あらかじめ決められた約束のほかに、瞬間的な判断が必要になってくる。今は良くなった。選手たちがひとつの目標に向かっており、ポジティブに考えている」と付け加えた。

興国生命は今シーズン、自他共に認める圧倒的な優勝候補だ。「オ・ウ・フン(”どうせ優勝は興国生命“を略した韓国語)」という造語が誕生したほどだ。

パク監督は「(リーグのレベルが)上方に平均化されていると思う。どのチームが勝っても衝撃的なことではない」と強調し、「どんなコンディションで試合に臨むかが重要だと思う。他のチームも戦力は似ている。どんなコンディションでどんな相手と対戦するかが重要だ」と話した。

対戦するGSカルテックスはカップ戦で優勝したが、10月17日の開幕戦では現代建設ヒルステートにセットスコア2-3で敗れ、満足できないスタートとなった。

チャ・サンヒョン監督は「興国生命は力を入れて臨んでくると思う。強く出てくるのだと思う」としながらも、「チームカラーが大きく変わることはない。どう攻略するかという試合になりそうだ」と、対抗心を燃やしていた。

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