先日、世界的な名門であるマンチェスター・ユナイテッドがチェックしているアジア選手のリストの中に、キム・ミンジェ(全北)がいることを知った。
キム・ミンジェとともに“関心リスト”にあったもう1人の選手は、先日まで韓国代表の練習に参加していたイ・ジンヒョン(浦項)だ。言葉どおり関心を表明しただけで、実際にマンUが迎え入れるには多くの難関がある。
ただ、キム・ミンジェが欧州の名門クラブのスカウトリストの一隅にいるということだけでも、彼の潜在力を示しているといえるだろう。
マンUはパク・チソンと香川真司を活用して、プレミアリーグでいち早くアジアマーケティングに目覚めたクラブだ。 パク・チソンと香川に実力がなかったというわけではない。2人は、実力でファンの心も同時に掴んで選手だった。
(関連記事:マンUの日本人スカウトが語る日韓選手の特徴「香川真司の後継者を探しているが…」【インタビュー】)
そうした延長上に新しい東アジア選手たちを探している中、キム・ミンジェの名前もあるのだろう。実際、マンUは韓国・日本を担当するスカウトも別途設けている。
実は昨年冬にキム・ミンジェが中国へ行く可能性があるという話が持ち上がった。そのときは残念だったのも事実だ。