韓国女子ツアーの今シーズン最後のメジャー大会「KB金融スターチャンピオンシップ」(10月15~18日、賞金総額12億ウォン=約1億2000万円)は2日目が終了した。
【写真】“美女ゴルファーの証” KLPGA広報モデル10年分を大公開
第1ラウンド終了時点では、ジャン・ハナ、パク・チュヨン、キム・ヒョージュの3人が首位タイに並んでいた。
そのなかで一歩抜け出しに成功したのは、国内の残り大会すべてに出場後、主戦場である米国女子ツアーに復帰する意思を明かしたキム・ヒョージュだった。
キム・ヒョージュは第2ラウンド、4バーディ・1ボギーの3アンダーで「69」を記録。通算9アンダーで単独首位に立った。
2位には、今シーズン唯一2勝を挙げているパク・ヒョンギョンがランクイン。世界ランキング1位のコ・ジンヨンは、前日9位タイから6つランクを上げてホ・ミジョンとともに3位タイにつけた。
そのほか、6位タイに通算2アンダーでチェ・ヘジンとジャン・ハナ、10位タイにイーブンパーでイム・ヒジョンとユ・ヘランが入った。
また、ユ・ソヨンは通算5オーバーの33位タイ、アン・ソヒョンは通算7オーバーの47位タイ。パク・キョルは第2ラウンドだけで12オーバーの大乱調に陥り、前日15位から75位タイにまで順位を落として予選落ちとなった。
第2ラウンドでは、昨シーズンの米国女子ツアーで新人王に輝いたイ・ジョンウン6が驚異の追い上げを披露した。
イ・ジョンウンは大会初日、1バーディ・5ボギーの4オーバーで58位タイと大きく出遅れていた。しかし、第2ラウンドでは4バーディ・0ボギーと復調ぶりを見せ、通算イーブンパーの10位タイでホールアウト。順位を一気に48つ上げた。
イ・ジョンウン6は第2ラウンド後、「ひとまずパーセーブが良かったと思うし、ピンチを乗り越えたホールも多かった。昨日はショットの感覚が悪く、バーディチャンスもなかったが、今日は幸いにも感覚が昨日よりも良くなり、チャンスも増えた」と振り返った。
続けて、「フェアウェイを守ることが最も重要。ラフに入ると良い成績を出しにくい。グリーンもアンデュレーションが良くなく、例えグリーンに乗せてもボギーが生まれる状況もある。パットを攻略しやすい位置に乗せるのがカギとなりそうだ」と、3日目以降の攻略のポイントを明かした。
最後に、「目標とした予選通過を達成できたので、次はトップ5を目指したい」と強く意気込みを語った。
前へ
次へ