Amazon Primeで配信されているトッテナムのドキュメンタリー『ALL OR NOTHING』について、韓国代表FWソン・フンミン(28)が言及した。
トッテナムの2019-2020シーズンにスポットを当てた『ALL OR NOTHING』は、9つのエピソードから構成されるドキュメンタリー作品。映像は約20カ国の言語に翻訳され、全世界のサッカーファンに発信されている。
この作品について、ソン・フンミンは去る10月15日(日本時間)、イギリスメディア『トークスポーツ』とのインタビューで以下のように語った。
「チームメイトとの口論が、数か月後にテレビショーの一部になるのはおかしい。Amazonの映画すべてがそうだ。ドキュメンタリーが始まるときは気が気じゃなかった。どこにでもカメラやマイクがあったからだ」
ソン・フンミンが言及したのは、去る7月7日に行われた昨シーズンのプレミアリーグ第34節エバートン戦での一幕だ。
当時、前半が終了してロッカールームに向かう途中、ソン・フンミンがウーゴ・ロリスと衝突。激しい口論が勃発し、チームメイトが引き留める事態となった。
2人はロッカールームに入っても口論を続けていたが、後半キックオフ前には笑顔でピッチに登場するなど、和解した様子を見せていた。
ただ、今回のドキュメンタリーを通じて当時の口論が再注目されたことに、ソン・フンミンは多少の違和感を覚えたようだ。
といっても、ソン・フンミンはドキュメンタリーそのものを完全否定せず。「我々は、今回のドキュメンタリーで全世界への影響力というものを実感できた。ドキュメンタリーはクラブの発展に役に立つ。トッテナムは以前よりもはるかに大きくなっていて、それはこのクラブにとって良い兆候だ」とポジティブに語った。
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