10月15日、韓国女子ツアーの今シーズン最後のメジャー大会「KB金融スターチャンピオンシップ」(10月15~18日、賞金総額12億ウォン=約1億2000万円)が開幕。
第1ラウンドを終え、ジャン・ハナ、パク・チュヨン、そして米国女子ツアー勢のキム・ヒョージュも含めた3人が、6アンダーで首位タイに並んだ。
そのなかで、キム・ヒョージュは今シーズン残りの国内大会すべてを消化した後、アメリカに渡る予定であることを明かした。韓国女子ツアーは、来る11月15日に終了する「SKテレコム・ADTキャップス・チャンピオンシップ」まで4大会を残している。
キム・ヒョージュは「周りの人は以前から米国女子ツアー復帰を促していたが、アメリカは新型コロナウイルス感染症が深刻な状態なので先送りしてきた」と語った。
韓国女子ツアーの全大会に出場し終えると、米国女子ツアーはシーズン残り2大会しかない。
一つはテキサス州で行われる「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」(12月3~6日、賞金総額175万ドル)、もう一つはメジャー大会の「全米女子オープン」(12月10~13日、賞金総額550万ドル)だ。
ここまで韓国女子ツアーほぼすべての大会に出場し、平均打数1位(69.0968打)、賞金ランキング4位(4億1618万ウォン=約4161万8000円)、平均パッティング2位(29.4839個)など、主要部門で上位にランクインしているキム・ヒョージュ。
米国女子ツアー進出以前の2015年、上記すべてのタイトルを席巻したことのある彼女は、「このなかで平均打数賞が最も欲しい」と話している。
また、第1ラウンドの結果が良かったことについては、「初めて試合をする会場ということもあって緊張した。フェアウェイを守れるよう努力したし、パッティングが上手く行った結果だ」と振り返ると、「フェアウェイは楽に打てるけど、ラフではウェッジが攻略できないほど天と地の差がある」と明かした。
キム・ヒョージュはこの日、14個のホールでわずか2回だけフェアウェイを逃す、85.71%という高いフェアウェイ安着率を記録していた。
最後に、「カート道路に当たるとボールを失ってしまうコースなだけに、残りのラウンドでもショットの精度に重点を置きたい」と意気込みを語った。
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