元千葉ロッテのキム・テギュン、左ひじの負傷癒えずシーズン終了か…「今季中の1軍出場は難しい」

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「今シーズン、キム・テギュンは難しいと思います」

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ハンファ・イーグルスのチェ・ウォノ監督代行は、10月14日にチャムシル球場で行われた斗山ベアーズ戦前、負傷離脱中の4番打者キム・テギュン(38)の近況を伝えた。

チェ監督代行は「現在、キム・テギュンはリハビリプログラムを消化中だ。コンディションを回復するためのトレーニングをリハビリ軍で行っている」とし、残りシーズンの1軍登録が困難であることを明かした。

続けて、「シーズン終了まで残り少ない。1軍でプレーするためには技術的な練習も並行しなければならない。しかし、キム・テギュンは現在、低強度のスイングなど基礎的なプログラムを消化しているだけだ」と、リハビリが長引いていることも伝えた。

キム・テギュン

年齢による衰えがネックに

キム・テギュンは去る8月16日、左ひじのインピンジメント症候群による炎症発生でエントリーから除外された。

負傷以前まで、キム・テギュンのシーズン打率は0.219(219打数48安打29打点)と期待に及ばない成績だった。2001年のデビュー以降、2006年と2007年を除き毎年のように3割以上の打率を記録していた過去とはまったく違う姿だった。

チェ監督代行は、成績データを重視する一方で選手のコンディションに合わせて起用法を変えるスタイルだ。コンディションが上がらないのであれば、キム・テギュンであっても1軍復帰は容易ではない。

リハビリを無事に終えたとしても、年齢が障壁となる。これまでのようなトップレベルのパフォーマンスを披露できるかもわからない。

すべてが未知数の状況で、キム・テギュンの2020シーズンが終わりを迎えようとしている。

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