日本代表がF組1位で2019年アジアカップのグループリーグを突破した。
日本代表は1月18日、ウズベキスタン代表とグループF第三戦で、イングランド・プレミアリーグのニューカッスルに所属する武藤嘉紀の同点ゴールと、アル・アインFCでプレーする塩谷司の逆転決勝ゴールに支えられ、2-1の勝利を飾った。
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日本代表は3戦全勝でグループリーグを終えてF組1位に。試合前までF組首位を守っていたウズベキスタン代表は2勝1敗となり、グループ2位でフィニッシュした。
この日、日本代表は主力を温存した。森保監督は前回のオマーン戦から先発ラインナップを10人入れ替える、全面的なローテーションを実施。GKのシュミッ・ダニエルをはじめ、今大会初出場者が7人もいた。負傷や警告を最大限減らすことはもちろん、過度に勝利に執着しないというスタンスだった。
実際、日本代表はウズベキスタン代表に先にゴールを奪われた。
前半40分、ウズベキスタン代表のエルドル・ショムロドフが右サイドから30mほどドリブル突破したあと、最後はGKシュミットまで交わして右足でゴールを入れた。グループ2位でオーストラリア代表との決勝トーナメント1回戦を選べる可能性もあった。
しかし、日本代表は順位を選ばなかった。反撃に出て同点に成功した。
前半43分、室屋成の右サイドクロスを武藤がヘディングで合わせてゴールした。 後半13分には塩谷が鮮やかな右足ミドルを放ち、勝負を覆した。
日本代表の勝利は、韓国にとっては肯定的に受け止めることができる。なぜか。