韓国Kリーグが観客の受け入れを再開させる。
韓国プロサッカー連盟は、去る10月11日に政府が下した“社会的な距離置き”第1段階転換の決定を受け、来る16日開催のKリーグ1(1部)第25節の江原FC対仁川ユナイテッドFCから、Kリーグの観客動員を再開することを決めた。
観客解禁以後、チケットはオンラインによる事前販売のみとなり、全席指定席で運営される。また、指定席間に一定距離を保つべく、収容規模は各スタジアム総収容人数の25%までと制限する。
入場客は、電子出入名簿(QRコード)の確認及び発熱検査を経なければならない。観客席には水や飲料のみ持ち込みが可能となり、酒類やフードの持ち込みは禁止となる。
元々アウェーチーム用の応援席として使用されていた区域は、各クラブが自律的に開放することができる。ただ、ホームチームのファンのための座席として使用されなければならず、アウェーチームのファンのための応援区域は設けられない。
そのほか、観戦中のマスク着用義務はもちろん、応援歌など感染リスクが高い応援の禁止など、「新型コロナ対応マニュアル」に基づく防疫指針はすべて維持される。
Kリーグでは、去る5月と8月の2度にわたり全クラブの選手とスタッフ、また審判や試合監督官らを対象に新型コロナ全数検査を実施し、全員が陰性判定を受けていた。
韓国プロサッカー連盟と各クラブは、今後も“安全なリーグ運営”を最優先の目標と定め、マニュアルに沿った徹底的な防疫指針の履行を持続する予定だ。
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