韓国プロバレーリーグが開幕目前、解説委員たちが語る男女それぞれの見どころとは?

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韓国プロバレーボールVリーグの2020-2021シーズン開幕(10月17日)を控え、SBSスポーツの解説委員たちが、女子部の優勝候補はキム・ヨンギョン擁する興国生命ピンクスパイダーズとし、男子部は混戦が予想されると見通した。

【写真】韓国代表の美女セッター、「おなかチラ見せ」ショット

まず女子部について、IBK企業銀行アルトスを率いた経験を持つイ・ジョンチョル解説委員は「興国生命が優位なのは間違いない。しかし、カップ戦でGSカルテックスの“ボールは丸い、試合はしてみなければわからない”というメッセージの通りだ」と話した。

イ解説委員は、GSカルテックス、現代建設ヒルステートなどが興国生命と優勝争いを繰り広げると予想し、KGC人参公社、IBK企業銀行、韓国道路公社ハイパスがそれに次ぐだろうと強調した。

興国生命がカップ戦でGSカルテックスに敗北した教訓を生かし、入念に準備してくるだろうという声もあった。

(写真提供=KOVO)興国生命ピンクスパイダーズ。10番がキム・ヨンギョン

やはり興国生命を優勝候補に挙げたチャン・ソヨン解説委員は「王者が負けることもある、ということを知れたことが興国生命にとって良い薬となった。試合運びと基礎技術が重要となり、今季はセッターの動きが多いため、キープレーヤーはセッターとなるだろう」と説明した。

混戦必至の男子部、注目は?

男子部については仁川大韓航空ジャンボスが戦力的に最も充実しているとしつつも、解説委員たちは「蓋は開けてみなければわからない」と口をそろえた。

大韓航空をはじめ、天安現代キャピタル・スカイウォーカーズ、ソウル・ウリカード・ウィビーなどの戦力が充実しているとしたが、分析は完全ではなく未知数の選手も多いため予想は困難だと付け加えた。

また、追加でトレードが発生する可能性があるということも未知数の要因だ。チェ・ジョンシク解説委員とイ・ジョンギョン解説委員は、「攻撃面では昨シーズンと比べて大きく戦力が落ちていない大韓航空が有利だが、不安定な部分も時折見られる」と指摘した。

(写真提供=KOVO)

チェ解説委員は「リーグ序盤から起用されそうな新人も多く、事前に予想できない点が多い」と観測した。

イ・ソンギュ解説委員は「戦力が補強されたKB損害保険スターズと韓国電力公社などは弱体化したかに見えるが、台風の目となる可能性もある」と強調した。

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