2014年仁川アジア大会の女子ゴルフ個人戦で金メダルを獲得し、翌2015年から韓国女子ツアーに参戦した“絶世の美女ゴルファー”パク・キョル(24)が、2020シーズンのシード権争いにプレッシャーを感じていることを打ち明けた。
というのも、去る2018年10月の「SKネットワークス・ソウル経済レディースクラシック」優勝で獲得した2年間のシードが今年で終了となるうえ、そもそも今シーズンの成績も芳しくないからだ。
今シーズン、パク・キョルはトップ10入りをまだ一度も果たせておらず、2度の予選脱落も経験した。賞金ランキングでも5889万ウォン(日本円=約588万9000円)で50位に沈んでいる。
今シーズン残り5大会とする韓国女子ツアーにおいて、61位以下の選手はシード権を失う。そのため、パク・キョルもプレッシャーを感じているという。
本人も「これまで6年間プロ生活をしてきて圧迫感を感じるのは初めてだ。心配も多いし、負担も感じる」と話すと、「後が無い状況だから、一つ一つのショットを慎重に打つしかない」と付け加えた。
そのパク・キョルが、10月8日からスタートした「2020オーテックキャリアチャンピオンシップwith世宗フィールドゴルフクラブ」(10月8~11日、賞金総額8億ウォン=約8000万円)の第1ラウンドで7バーディ・0ボギーと猛打を振るい、7アンダーの「65」を記録。順位表の最上段でホールアウトした。
第1ラウンド終了後、パク・キョルはこの日の成績に自分も驚いたと話した。
「今日は風が強く吹いていた。ティーオフ前には“アンダーパーで終えられればいい”と考えていた」というパク・キョルは、「初めて経験するゴルフ場で、グリーンスピードや全長を全く予想できなかった。でも、ショットやパットなどすべてが上手く行き、良い成績でホールアウトできた」と満足感を示した。
そして、「単独首位には立ったが、優勝は意識しない。風が強く吹くコースなので、残りのラウンドでも慎重に最善を尽くしたい」と意気込みを語った。
そのほか主要選手をみると、米国女子ツアー勢のイ・ジョンウン6(24)が4アンダーの単独3位、キム・ヒョージュ(25)とユ・ソヨン(30)が1オーバーの27位タイ。2カ月ぶりの試合出場となった世界ランキング1位のコ・ジンヨン(25)は、イーブンパーの17位タイとまずまずのスタートを切った。
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