キャリア・グランドスラムを達成した“ゴルフ女帝”ことパク・インビは、これまで米国女子ツアーで通算20勝を挙げた。
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来る10月9日(日本時間)、米ペンシルバニア州ニュータウン・スクエアのアロニミンクGCで開幕する今シーズン3度目のメジャー大会「KPMG女子PGA選手権」でも、過去3度の優勝経験がある。
去る2013年から2015年の同大会で3連覇を果たした当時を「私のゴルフ人生のハイライト」と振り返ったパク・インビは、「今回が14回目の出場となるが、ここに来るたびに当時の記憶がくっきりと蘇る」と語った。
パク・インビは8日の練習ラウンド後、「コースが長く難しい。夏開催であればフェアウェイやグリーンも今より硬かったかもしれないが、今回はフェアウェイやグリーンが比較的柔らかく、ボールがあちこちに転がらない。グリーンが大きくフェアウェイも広い方なので、長打者に有利とみられる」と見立てを述べた。
また、「6番以上のクラブでセカンドショットをした。グリーンがややこしくはあるが、大きいから上げることへの問題はない。ただ気温が低いので、午前中に3回ほどプレーすると苦労することになりそうだ」と明かした。
パク・インビは今回の試合会場が長めのコースだと語る。その理由について「天候のせい」と切り出すと、「風が吹くのもあって、体感上はずっと長く感じるはず」と伝えた。
相対的に飛距離が短いパク・インビとしては、強風の吹くロングコースは手ごわい挑戦の場となる。そのため、正確無比な“コンピューター・パッティング”の感覚を取り戻してこそ、パク・インビの勝算も見えてくる。
本人も「グリーンは傾斜が多いので、(パーセーブのための)2度のパッティングをしっかりしなければならない」と、上位進出のための戦略を語った。
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