137日ぶりだ。
ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)、ファン・ヒチャン(ハンブルガーSV)、ファン・インボム(大田シチズン)の“ファン・トリオ”とソン・フンミン(ソン・フンミン)がスタメンに名を連ねると、重さは倍増した。
韓国代表は1月17日(日本時間)、アジアカップ・グループリーグC組最終戦の中国戦にスタメン出場し、2-0の完勝を牽引した。
昨夏、ジャカルタ・アジア大会で韓国の2連覇をリードし、“ファンタスティック・フォー”と呼ばれた彼らは、キックオフと同時に力を出した。
彼らが一緒にスタメン出場するのは昨年9月1日に行われたアジア大会決勝の韓日戦(2-0で韓国が勝利)以来。その後、9~10月のAマッチに4人全員が招集されたが、スタメンに全員が選ばれることはなかった。
主将のソン・フンミンだけがその2カ月間に行われた4度のAマッチでスタメン出場し、残りの3人は交替出場や出番がなかった。
11月にはソン・フンミンが韓国サッカー協会(KFA)とトッテナムとの協議によってAマッチに召集されなかった。
アジアカップでもソン・フンミンはグループリーグ第2戦以降に合流したため、“ファンタスティック・フォー”の再集結には時間がかかった。
もちろん、この組み合わせを早々に見ることができたのは、中盤のキ・ソンヨン(ニューカッスル)がフィリピンとの初戦でハムストリングを負傷したことも関係している。
当時、ファン・インボムが交代で投入され、安定したプレーでキ・ソンヨンの空白を埋めた。
「キ・ソンヨン先輩に早く引退してもらいたい」22歳ファン・インボムの本音
キルギスとの第2戦から2試合連続で起用されているが、経験を積んだファン・インボムの試合運びは日増しに輝いている。
C組1位をめぐって競争した中国戦では、ハードな接触を受けながらも機敏な動きでビルドアップの架け橋の役割をしただけでなく、動きの遅い相手守備の後方スペースを崩す鋭いパスを何度も放った。
アジアの舞台では大抵、韓国を相手にするチームは守りを固めるしかないが、質の高いファン・インボムのパスは脅威にならざるを得ない。
フィリピン戦ではファン・ヒチャンのクロスをファン・ウィジョが決める場面があったが、初戦と第2戦では攻撃陣が決めきれない場面も目立っていた。
しかし、ソン・フンミンがUAEの地を踏んでから57時間後に先発で投入されたこの日、確かに重みが変わった。