イランとの対戦は決勝までない。日本との対戦は、どのようになるかわからない。
パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表がアジアカップ・グループリーグC組1位となり、ベスト16から行われるトーナメント対戦表に関心が集まっている。韓国は1月16日、中国を2-0で下して3連勝。現時点で唯一の3戦全勝チームとなった。
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韓国は1月22日午後10時、A、B、F 組3位のいずれかのチームと対戦する。今のところA組3位バーレーンが有力で、オマーンやトルクメニスタンと対戦する可能性も残っている。
韓国の立場からすれば、C組1位が優勝のための絶対条件だった。強力な優勝候補イランがD組1位となると予想されていたため、C組2位になると、イランと準々決勝で対戦する可能性が高かった。幸いなことに、韓国はC組1位の座を中国から奪った。イランもイラクとの試合を0-0の引き分けで終え、D組1位を確定している。
ただ韓国、イランとともに3強とされている日本の成績がカギだ。
日本は1月17日午後10時半、ウズベキスタンとグループリーグ最終戦を繰り広げるが、現在はF組2位。日本、ウズベキスタンともに2連勝しているが、得失点差でウズベキスタンがF組1位だ。
韓国は日本がF組1位となり、日本とイランが準決勝で血みどろの戦いを繰り広げ、決勝戦で自分たちと戦う絵を描いている。
しかし日本がF組2位で終わると、状況が変わってくる。韓国側のトーナメントに入ることになるのだ。2011年大会優勝の日本と2015年大会優勝のオーストラリアがベスト16で、予想もしていなかった対戦を繰り広げることになり、その勝者が次戦も勝つと、韓国と準決勝を行う。
結局、韓国と日本の対決が準決勝で行われるということだ。
逆にイランは韓国、日本、オーストラリア、サウジアラビア、イラク、UAEを反対側のトーナメントに押し込んで、強力なライバルと戦うことなく決勝戦まで行くことができる。
韓国が思い描いていた花道になるか、優勝候補イランの決勝行きが楽になるか。
日本とウズベキスタンの試合に注目しなければならない理由がそこにある。
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