元ソフトバンクのイ・デホ以来となる快挙へ…韓国プロ野球“打撃3冠王”に迫る外国人選手とは

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韓国プロ野球のKTウィズに所属するメル・ロハス・ジュニア外野手(30)が、“打撃3冠王”に迫っている。

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ロハスは10月4日、水原KTウィズパークで行われたLGツインズ戦に出場し、LG先発のタイラー・ウィルソンを相手に、今シーズン第42号ホームランを放った。ロハスはこのホームランで2018年に続き、個人通算2度目、リーグ歴代35番目となるシーズン100打点100得点を達成した。

ロハスは10月6日現在、打率、打点、本塁打部門すべてでトップを走っており、打撃3冠王が期待されている。しかし、タイトル獲得に向けてまだまだ油断は禁物だ。

タイトル獲得はそんなに甘くない?ロハス“包囲網”

打率部門で首位ロハス(0.351)に続くのが、ロッテ・ジャイアンツ所属のソン・アソプで、その差0.001と肉迫している。打点部門ではLG所属のキム・ヒョンスが111打点と、119打点のロハスと8打点差に迫っている。

KTウィズのメル・ロハス・ジュニア

また本塁打部門もLG所属のロベルト・ラモスが38本を記録しており、まだまだ気は抜けない。

3冠王獲得のカギは、ロハスが復調気味であるバッティング感覚を維持することだ。

8月に打率0.206と不振だったロハスだが、9月以降は打率0.385を記録して復活に成功した。特に直近5試合(23打数11安打)では打率0.476、4本のホームランを放ち、猛打を振るっている。しかし同5試合で打率0.461(13打数6安打)を記録したソン・アソプが、虎視眈々と打率1位の座を狙っている。

ロハスが今シーズン、打撃3部門で1位の数字を記録した場合、韓国プロ野球史上歴代4例目の“打撃3冠王”となり、外国人選手としては初の獲得者として名を刻むこととなる。

攻撃部門の花である打率、打点、本塁打部門のすべてを総ナメにする打撃3冠王の歴史は、韓国プロ野球史上わずか3回しかない。

イ・デホは2006年と2010年に3冠を達成

1984年にサムスン・ライオンズのイ・マンスが、打率0.340、23本塁打、80打点で初の打撃3冠王を獲得した。その22年後、2006年には日本でも馴染み深いであろう、ロッテ・ジャイアンツのイ・デホが打率0.336、26本塁打、88打点という数字でタイトルを獲得した。イ・デホは2010年にも再び打撃3冠を達成し、韓国球界を沸かせた。

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