韓国Kリーグの全北現代モータースは、しばらく休息が与えられる代表ウィークに安堵を感じていることだろう。
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全北現代は、来る10月9日と12日に行われる韓国A代表vsU-23代表のスペシャルマッチに計4人の選手を派遣した。A代表にはMFソン・ジュンホ(28)とDFイ・ジュヨン(28)、U-23代表にはFWチョ・ギュソン(22)とGKソン・ボムグン(22)が合流した。
決して少なくない人数だが、全北現代は比較的最近まで、最低でも4~5人の選手を代表に派遣していた。
今回選ばれなかったメンバーの中にも、DFイ・ヨン(33)やDFチェ・チョルスン(33)、キム・ボギョン(31)、ホン・ジョンホ(31)、キム・ミンヒョク(28)など、代表ユニホームを着てもおかしくない選手がそろっている。
A代表とU-23代表、2つのチームに選手を派遣することを勘案すれば、4人はそれほど多くない水準だ。
全北現代にとって、代表ウィークに与えられる休息期間がありがたい理由は、負傷者が回復する時間を稼げるからだ。
全北現代はここに来て主力の相次ぐ負傷離脱に悩まされ、100%の戦力をそろえられずにいる。
今シーズンここまで10ゴール4アシストを記録し、得点数で韓国人選手トップのハン・ギョウォン(30)は、筋肉系の問題を抱えている。右サイドバックのイ・ヨンも正常なコンディションではなく、先月15日の蔚山現代戦以降は欠場が続いている。
幸い、2人は代表ウィークの間に回復できれば、来る10月18日の光州FC戦から復帰できると予想されている。
全北現代の関係者は「ハン・ギョウォンはもちろん、イ・ヨンもシーズン終盤で再び戻ってくることに期待している」と述べた。
また、今夏の移籍市場で獲得したブラジル人FWグスタヴォ(26)とガンビア代表MFモドゥ・バーロウ(27)にも久しぶりの休息が与えられた。
両選手は加入以降、2カ月間でKリーグとFAカップを並行して14試合に出場する強行日程をこなしてきた。それだけに、終盤の再活躍に向けた充電の機会を得られたといっていい。全北現代にとっては、彼ら2人の回復が非常に重要となる。
現在、勝ち点51で2位の全北現代には“黄信号”が灯っている。首位の蔚山現代(勝ち点54)との勝ち点差は「3」。多得点でも、蔚山現代と12ゴール差も離れている。そのため、来る10月25日の直接対決で勝利し、勝ち点で同率になったとしても、逆転は不可能な状況にある。
そのため、全北現代としては残り試合すべてで勝利し、その間に蔚山現代がつまずくことに期待するしかない。その前に、代表ウィークの休息期間を活用して体力を蓄え、Kリーグ初の4連覇に向け準備を進める必要がある。
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