ハリー・レドナップ氏が、2020-2021シーズンのプレミアリーグの展望を占った。
レドナップ氏はかつて、去る2008年10月から2012年6月までの4シーズン、トッテナムを率いた経験がある。その後、クイーンズ・パーク・レンジャーズやヨルダン代表、バーミンガム・シティで指揮を執った。
そんなレドナップ氏が10月6日(日本時間)、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』とのインタビューで次のように語った。
「人々は私を変人とみている。しかし、スカッドだけ見ても今のトッテナムは十分強いチームだ。すべてのポジションに穴が無い。強力な選手たちで構成されている」
夏の移籍市場で行われた積極補強をレドナップ氏は評価している。トッテナムは今夏、ピエール=エミール・ホイビュルク(25)をはじめ、マット・ドハーティ(28)、ジョー・ハート(33)、ガレス・ベイル(31)、セルヒオ・レギロン(23)、カルロス・ヴィニシウス(25)らを迎え入れ、ウィークポイントを補った。
なかでも、レドナップ氏はベイル獲得が相当なプラス要素になると見た。「最前線のラインを見てみなさい。ソン・フンミン、ハリー・ケイン、ベイルがそろっている」とし、強力3トップ構築に対する信頼を示した。
また、レドナップ氏は「シティとリバプールも戦力補強はしたが、優勝への負担感もある。昨シーズンのような姿を見せることは難しい」と予想し、トッテナムの上位進出に期待を寄せた。
前へ
次へ