元V・ファーレン長崎イ・サンミン、韓国A代表との兄弟対決へ決意「“弟も大丈夫”ということを…」

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U-23韓国代表キャプテンの元V・ファーレン長崎イ・サンミン(22・ソウルイーランドFC)が、“兄”に臆さない明確な意志を示した。

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イ・サンミンは10月5日、坡州(パジュ)サッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)に入所した。

U-23韓国代表は、来る9日と12日に高陽(コヤン)総合運動場で行うA代表との親善試合2連戦に向け、NFCで調整を進める。

今年1月にU-23アジア選手権で優勝して以来、約9カ月ぶりとなる招集だ。イ・サンミンは当時、キャプテンとしてチームをけん引し、優勝に大きく貢献してみせた。

(写真提供=韓国サッカー協会)U-23アジア選手権で優勝し、トロフィーを掲げるイ・サンミン(中央)

「光栄であり、良い経験」

イ・サンミンはこの日、公式記者会見を通じて「久しぶりに代表チームに来ることができて気分が良い。また、同僚はじめ監督やコーチングスタッフとも再会できて嬉しい」とし、「(A代表と)スペシャルマッチを戦うことになったが、困難な時期に試合を待ち望んでくれたファンの方々に、少しでも喜びを届けられるよう準備していきたい」と語った。

続けて、「代表招集は競争するうえで良い機会だ。準備過程におけるモチベーションも明確だから、自分をアピールできるチャンスになるだろう。選手たちは強い意志を持って準備に臨むはずだ」と、9カ月ぶり招集への緊張感を語った。

新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し海外組は合流できなかったが、A代表との直接対決はU-23韓国代表にとって貴重な経験となる。

イ・サンミンは「光栄であり、良い経験になると思う。監督がおっしゃられた通り、“弟も大丈夫だ”ということをお見せしたい。(監督の)記事を読んで気を引き締めた。兄たちにもしっかりとパフォーマンスを発揮する」と宣戦布告をした。

(写真提供=韓国サッカー協会)NFCで記者会見に臨んだイ・サンミン

ただ、U-23アジア選手権MVPのウォン・ドゥジェはじめ、イ・ドンギョン、イ・ドンジュンら3人の主力は、A代表に招集された。U-23韓国代表メンバーは、彼らと仲間ではなく敵としてピッチ上で相まみえる。

イ・サンミンは「U-23韓国代表に彼らが必要なのは事実」と認めつつも、「誰が出ても自分の役割を果たせると思う。その部分には気を使わず、選手たちが自分の実力を存分に発揮してほしい」と強調した。

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