イングランド・プレミアリーグのトッテナムに、FWカルロス・ヴィニシウスが加入した。
ポルトガル・プリメイラリーガのSLベンフィカは10月2日(日本時間)、クラブの公式チャンネルを通じてヴィニシウスのトッテナムへのレンタル移籍を発表した。
2020-2021シーズン、ヴィニシウスはトッテナムでレンタル生活を送ることとなる。
レンタル料は約300万ユーロ(約3億7000万円)だ。今回の契約には、買い取りオプションが含まれており、完全移籍金は約4500万ユーロ(約55億円)でレンタル料は差し引かれる見通しだ。
ヴィニシウスは、ロンドンに移動しメディカルテストを受ける。
ヴィニシウスは昨シーズン、公式戦47試合に出場し24ゴール(リーグ戦18ゴール、カップ戦5ゴール、チャンピオンズリーグ1ゴール)を記録してブレイクした。トッテナムではエース、ハリー・ケインのバックアップとしての活躍が期待される。
今夏、トッテナムは精力的にマーケットで動いた。ヴィニシウスに先立ち、ガレス・ベイル、セルヒオ・レギロン、マット・ドハーティ、ピエール・エミール・ホイビュルクなどバランス良く補強した。決してワールドクラスの選手とはいえないが、チームとしての幅は広がった。
ジョゼ・モウリーニョ監督にとっても、今シーズンは非常に重要なシーズンとなる。昨シーズン、トッテナムはマウリシオ・ポチェッティーノ前監督の解任後、不安定なシーズンを送り、リーグ6位でフィニッシュ。チャンピオンズリーグ出場権を逃した。
今夏のマーケットでの振る舞いも、昨シーズンの不振を振り払うためのものだ。2年目となる今シーズンは、チームとしてはもちろん、モウリーニョ個人としてもタイトルが望まれている。
彼は2016-2017シーズンにマンチェスター・ユナイテッドで獲得したリーグカップ優勝、ヨーロッパリーグ優勝以降、優勝やメジャータイトルから遠ざかっている。
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