今シーズン最悪の試合がポストシーズンで起きてしまった。2回裏途中まででヒット8本、ホームラン2本を許し、早々と降板することになった。
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トロント・ブルージェイズのリュ・ヒョンジンが悪夢のような試合を体験した。リュ・ヒョンジンは10月1日(日本時間)、米フロリダ州のトロピカーナ・フィールドで行われたタンパベイ・レイズとワイルドカードシリーズ第2戦に先発登板し、1.2イニングを投げ、7失点(3自責)と崩れた。
計45球を投げ、8被安打(2被本塁打)、1与四球、3奪三振だった。
積極的なスイングで崩壊
早めの勝負で対応したレイズ打線に、完全に攻略された。レイズ打線はこの試合、初球から積極的なスイングを見せた。3球以内に結果を作るという戦略で、ストライクゾーンに入ってきたボールを次々とスイングし、最良の結果を出した。ブルージェイズは泣きっ面に蜂で、リュ・ヒョンジンの失投に続き、ショートのエラーまで出て崩れた。
1回裏に先制点を許したリュ・ヒョンジンは、2回裏に6失点した。ケビン・キアマイアーにセンター前ヒット、マイク・ズニーノにはツーランを許した。マイク・ズニーノに対しては2ストライクをとってから、3球目が浮いてホームランにつながってしまった。2ストライク後も積極的にスイングするレイズ打者に、リュ・ヒョンジンが失投した格好だ。
リュ・ヒョンジンは続くマイク・ブロッソーからは三振を奪ったが、ランディ・アロサレーナにはツーベースヒットを許す。そして2死1、2塁の場面でマニュエル・マーゴットをショートゴロに討ち取ったと思われたが、ショートのエラーで満塁となった。
イニング終了に失敗したリュ・ヒョンジンは、2死満塁でハンター・レンフローに最悪の満塁打を浴びて、早々と降板となった。内角に投げようとしたカットファストボールが中央に集まり、最悪の結果につながった。
今シーズン最も重要な試合で、絵に描いたように崩れてシーズンを終えることになったリュ・ヒョンジン。結局、ブルージェイズは2-8で敗れた。
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