「監督と相談した、しなかったにかかわらず、(中国戦出場は)いまの時点で決定する問題ではない。まだ時間がある。そのときまで回復に重点を置くことが重要だ」
ソン・フンミンはこの42日間、13試合(スタメン出場12回)に出場する強行軍を消化した。UAEへ移動した当日もマンチェスター・ユナイテッドとのホーム戦にフル出場し、すぐドバイ行きの飛行機に乗った。
「疲れていないといえば嘘になる。トッテナムでは3日おきに試合に出ていた。今回も3日ぶりの試合だから、パターンには慣れている。体調も問題はない。試合が終わって疲れている程度だ」
中国戦に出場するかどうかは、ベント監督ににかかっている。指揮官の決定が下されれば、中国戦でプレーするというソン・フンミンの意志は強い。
彼は「スタメンは監督の決定事項だ。私が決める部分ではない。選手として当然準備しなければならない」と述べ、すでに体と心の準備を終えたことをほのめかした。
ソン・フンミンは、これまで出場した2度のアジアカップで、優勝の喜びを味わうことができなかった。2011年カタール大会では3位、4年前の2015年オーストラリア大会では準優勝に終わった。
だからだろうか。彼は今大会の目標が優勝とはっきり語った。
「優勝トロフィーを掲げたとき、(みんなが)うらやましがって警戒するような気持ちを感じたい。我々はそのために来た。チームの目標はグループリーグ通過ではなく優勝だ」