ソン・フンミン(28・トッテナム)が負傷離脱を余儀なくされた中、同じく欧州でプレーする代表チームメイトが総出動を予定している。
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ソン・フンミンは去る9月27日(日本時間)、プレミアリーグ第3節ニューカッスル・ユナイテッド戦で先発出場するも、前半45分にピッチを退いた。
交代当時はあまりにハードな日程を考慮したローテーションの一種とみられていたが、実際にはハムストリングを痛めていたことがわかった。ジョゼ・モウリーニョ監督も「短期間で戻ってくることはできない」と、ソン・フンミンの長期離脱を示唆した。
韓国では、来る9月30日から10月4日までの5日間が秋夕(チュソク、陰暦8月15日)の連休となる。その間、ソン・フンミンがプレーする姿は見られないものの、他の欧州組はリーグ戦を控えている。
まずはイ・ガンイン(19・バレンシア)。彼は来る9月30日、ラ・リーガ第4節のレアル・ソシエダ戦をアウェーで戦う。
イ・ガンインは、開幕節のレバンテ戦で2アシストの活躍を披露。第2節と第3節は途中出場となったが、短い出場時間で存在感を発揮した。スペインメディア『スーペルデポルテ』は、レアル・ソシエダ戦でのイ・ガンイン先発出場を予想した。
バレンシアは、10月4日にも第5節レアル・ベティス戦を控えている。
続いて、フライブルクでプレーするクォン・チャンフン(26)とチョン・ウヨン(21)のデュオ。彼らは10月3日のブンデスリーガ第3節でドルトムントと対戦する。2人とも未だゴールやアシストはないが、ここまで行われたリーグ戦2試合にはすべて出場しており、試合感覚を向上させている。
もう一人の韓国人ブンデスリーガーであるファン・ヒチャン(24・ライプツィヒ)も、10月4日に行われる第3節シャルケ戦で、リーグ3回目の出場と初ゴールに挑戦する。
今夏にライプツィヒに加入したファン・ヒチャンは、ここまでリーグ戦2試合を戦い、いずれも後半途中からの出場。それでも、地道に出場時間を増やしていることが肯定的だ。ユリアン・ナーゲルスマン監督も記者会見でファン・ヒチャンを名指しして称賛するなど、周囲の期待感も高まっている。
イ・スンウ(22・シント=トロイデン)とファン・ウィジョ(28・ボルドー)にも注目だ。
イ・スンウは今シーズン、第3節から現在まで5試合連続で先発出場を果たすなど、チーム内での立場を固めつつある。第5節アントワープ戦では欧州キャリア初の2ゴールを達成し、勢いにも乗っている。
シント=トロイデンは次戦、10月4日に第8節コルトレイク戦を控える。
ファン・ウィジョは、リーグ・アン第2節アンジェ戦で1アシストを記録して以降、沈黙が続いている。欧州進出を果たした昨シーズンは24試合で6ゴール2アシストを挙げた。
今シーズンは未だゴールが無いだけに、10月4日の第6節ディジョン戦での得点に期待したい。
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