ルビン・カザンの韓国代表MFファン・インボム（23）が、チームの好調をけん引している。
【注目】“韓国のピルロ”とも呼ばれるファン・インボムはどんな選手？
ファン・インボムは9月28日（日本時間）、ロシア・プレミアリーグ第9節ロートル・ヴォルゴグラード戦で4-2-3-1のダブルボランチの一角として先発出場し、1アシストを記録。チームの3-1の勝利に貢献した。
ファン・インボムがアシストを披露した場面は前半42分。鋭いスピードでペナルティエリア内に切れ込むと、相手DFの頭上を越えるクロスをゴール前に供給し、ジョルジェ・デスポトヴィッチ（28）のヘディングによる先制弾を演出した。
今夏の移籍市場での加入以降、ファン・インボムは出場した公式戦（カップ戦含む）6試合で2ゴール4アシストと目覚ましい活躍を続けており、チームも5勝1分と無敗を貫いている。
ファン・インボムは唯一、第7節ディナモ・モスクワ戦での退場処分によって第8節スパルタク・モスクワ戦を欠場。この試合は0-2でルビン・カザンが敗れていることからも、彼がチーム内で重要な存在となりつつあることがわかる。
ロシア・プレミアリーグには、ファン・インボムと同じく今夏にFC東京からロストフに移籍した日本代表MF橋本拳人（27）もプレーしている。彼も27日に行われた第9節アルセナル・トゥーラ戦で5分間に2ゴールを挙げるなど、新天地での活躍が著しい。
“ミニ日韓戦”としても関心が集まるルビン・カザン対ロストフの試合は、来る11月22日に予定している。ルビン・カザンは現在、4勝2分3敗（勝ち点14）で16チーム中9位。ロストフは、5勝2分2敗（勝ち点17）で3位につけている。
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