9月22日、武田テバオーシャンアリーナにてFリーグ2020-2021 ディビジョン1第7節、名古屋オーシャンズ対シュライカー大阪の試合が行われた。
試合は7分、中央のペピータから、吉川智貴が左で受けてセンタリングしたボールを、平田・ネト・アントニオ・マサノリが合わせて名古屋が先制。名古屋がリードし第1ピリオドを終える。しかし30分に大阪は、加藤未渚実のロングーボールを加藤翼が中に落とし、相井忍がファーで合わせてゴールネットを揺らし1-1となる。同点になった直後の31分に星翔太がゴール前でボールを受けてゴールを決め、名古屋が再度リードする。
大阪は残り時間3分を切ったところで、前鈍内・マティアス・エルナンをGKのユニホームで投入し、パワープレーを仕掛ける。その直後の37分に、星翔太がパワープレー返しでダメ押しゴールを決め、名古屋が3-1で勝利を収めた。
試合後、フエンテス監督はタイトなスケジュールの中でも開幕から連勝できていることについて、「今シーズンはいつもとは違う過密日程なので、課題も直しながら良くしていかなければならないが、何よりも勝ち点3に今まで以上に重みがある。今シーズンは欲張らずに、まず勝ち点3をとにかく取るところに重点を置く。(今回の試合みたいに連戦だと)そこまで細かく試合に向けた準備をして入れるわけではないので、そういうところも踏まえて私たちも対策を考え、心の準備をしていかないといけない」とコメントした。
(文=玉 昌浩)
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