韓国代表FWソン・フンミン(28・トッテナム)が、9月の残り試合で自身の“月間最多ゴール”更新にチャレンジする。
去る9月20日(日本時間)のプレミアリーグ第2節サウサンプトン戦で自身初の“1試合4ゴール”を達成したソン・フンミンには、来る25日にUEFAヨーロッパリーグ3次予選のKFシュケンディヤ戦、27日にプレミアリーグ第3節のニューカッスル・ユナイテッド戦と、週末に2連戦が待ち受けている。
去る2015年にトッテナムに加入したソン・フンミンはこれまで、プレミアリーグの舞台では“スロースターター”のイメージが強かった。
過去のプレミアリーグにおけるシーズン初ゴールの時期を見ると、最速は2016-2017シーズンの第4節(ストーク・シティ戦)。一方、第13節(チェルシー戦)まで無得点が続いた2018-2019シーズンのようなケースもあった。
昨シーズンは第5節(クリスタル・パレス戦)でシーズン初ゴールを決めたが、その後10月中は沈黙が続き、11月9日の第12節(シェフィールド・ユナイテッド戦)でようやくリーグ2得点目を挙げていた。
それだけに、第2節にして一挙4ゴールを決めた今シーズンはソン・フンミンの得点ペースが大きな関心事だ。
ソン・フンミンには自身の月間最多ゴール記録更新が期待される。
過去の最高記録は2018-2019シーズン、2018年12月に挙げた7ゴールだ。
当時、ソン・フンミンは12月6日のサウサンプトン戦を皮切りに、同月に行われた5試合で計7ゴールを記録した。内訳はプレミアリーグ6ゴール、リーグカップ1ゴールとなっている。
今回、ソン・フンミンは週末の2連戦で最低でも3ゴールを決められれば、2018年12月とタイ記録を樹立することになる。
当初、去る9月23日にはカラバオ・カップ3回戦のレイトン・オリエント戦が予定されていた。しかし、レイトン・オリエント内で多数の新型コロナウイルス感染者が発覚したことで、試合は開催中止となった。
強行日程が続くなか、思わぬ形で一息つくことになったソン・フンミン。来る2連戦で再び得点を挙げることができるか注目したい。
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