韓国Kリーグ2(2部)の首位争いが激しさを増している。
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大詰めを迎えているKリーグ2の首位争いは事実上、済州ユナイテッドFC(1位、勝ち点41)と水原FC(2位、勝ち点39)の2チームに絞られた。
多得点では、39得点の水原FCが36得点の済州ユナイテッドをわずかにリードしている。
両チームは先日行われた第20節でともに2-0で勝利し、勝ち点2差を維持した。
先に笑ったのは済州ユナイテッドだった。済州ユナイテッドは去る9月19日、アウェーでの富川FC1995戦を制し、勝ち点獲得に成功した。
チームは直近9試合で6勝3分と、上昇の勢いが続いている。最後に敗れたのは7月26日の第12節大田ハナシチズン戦だ。
済州ユナイテッドは、試合を重ねるごとに攻守のバランスを整えてきている。リーグ全体においても、得点数2位(36得点)とともに10チーム中2番目の最小失点数(19失点)を誇る。
特に、直近5試合で3ゴール3アシストのチュ・ミンギュ(30)が攻撃面で存在感を増しているだけでなく、今夏に加入したキム・オギュ(31)が守備面で頼もしい後ろ盾となり、済州ユナイテッドの勢いを支えている。
2位の水原FCも、9月21日にアウェーで迎えた忠南牙山FC戦で貴重な勝ち点3を得た。
同日の試合では、かつて川崎フロンターレ等に所属した得点ランキング首位アン・ビョンジュン(30)が軽傷のためメンバーを外れた。だが、新加入のラース(29)が移籍後初ゴール含む2得点を挙げ、チームを勝利に導いた。
水原FCは8月上旬に2連敗を喫するなど苦戦を強いられたが、同月16日の第15節済州ユナイテッド戦から現在まで6戦無敗(4勝2分)を貫いている。
両チームは、1試合の結果次第で順位が逆転し得る薄氷の戦いを続けている。
注目の直接対決は来る10月24日の第25節に予定しており、この試合が優勝の運命を分ける大一番になると見られている。
済州ユナイテッド率いるナム・ギイル監督は「どのチームと対戦するにしても、我々の目標と方向に向かって進んでいきたい」と、水原FCとの首位争いよりもチームのパフォーマンス維持を強調した。
対する水原FCのキム・ドギュン監督は、「我々は済州ユナイテッドを追いかける立場だ。直接対決の前までに競争の構図を維持することが重要だ」と今後の戦いを見据えた。
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