10位のチームにも来季ACL出場のチャンス!韓国Kリーグ、最終節の“6位争い”に注目

2020年09月20日 サッカー #Kリーグ
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韓国Kリーグで、ファイナルA(上位グループ)進出の最後のチケットを手にするのどこのチームになるだろうか。

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Kリーグ1(1部)正規ラウンド最終戦の第22節が、来る9月20日午後3時に一斉開催される。

第21節終了時点でファイナルA進出が決まっているのは、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)FC、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース、尚州尚武(サンジュ・サンム)FC、浦項(ポハン)スティーラース、大邱(テグ)FCの5チーム。

そして、江原(カンウォン)FC、FCソウル、光州(クァンジュ)FC、城南(ソンナム)FC、釜山(プサン)アイパークの5チームが、ファイナルA進出最後の1枠である6位の座をかけて争う。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)江原FC

今シーズンは、ファイナルA進出にかけるモチベーションがどのチームも大きい。というのも、来シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権が最大5位までに与えられる可能性があるからだ。

現在リーグ3位の尚州尚武は、国軍体育部隊参加のチームであるためACL出場資格がない。そのため、尚州尚武が4位以内でシーズンを終え、同時にFAカップ優勝チームがリーグを4位以内にフィニッシュすれば、リーグ5位に出場権が与えられる。

現在、FAカップには蔚山現代、全北現代、浦項、城南FCの4チームが生き残っている。

“勝ち点”と“ゴール数”が運命を分ける

最も有利な位置にあるのは6位の江原FC(勝ち点24、26ゴール)だ。7位のソウル(勝ち点24、19ゴール)とは勝ち点では並んでいるが、多得点では7ゴールもリードしている。

最終節で江原FCが水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス相手に勝利を収め、勝ち点を27に伸ばせば、ソウルを勝ち点と多得点の両方で突き放し、ファイナルA進出を確定できる。

FCソウル

一方、江原FCが敗れれば、ソウルは最終節の大邱FC戦で引き分けても、江原FCを抜くことができる。

ただしこの場合、ソウルは光州FC(勝ち点22、26ゴール)と城南FC(勝ち点22、19ゴール)の直接対決の結果を見守らなければならない。

光州FC対城南FCがドローに終われば、ソウルはファイナルA進出が決まる。ただ、どちらかが勝利した場合は多得点が順位を分ける。

釜山アイパーク

10位の釜山(勝ち点21、21ゴール)にも一縷の望みが残されている。

釜山が6位でフィニッシュするには、まず最終節で全北現代に勝利すること。そして、江原FCとソウルがどちらも敗れ、光州FC対城南FCが引き分けに終わること。

そうすれば、釜山は江原FC、ソウルと勝ち点で並ぶ。ここで2チームよりも多得点で上回れれば、釜山が奇跡的に6位で正規ラウンドを終えられる。

ただし、釜山は多得点で江原FCと5ゴールもの差がある。そのため、全北現代相手に最低5ゴール以上を決めなければ、多得点で江原FCを上回ることはできない。釜山にとっては非常に厳しいチャレンジだ。

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