韓国女子バレーの“女帝”キム・ヨンギョンが、興国生命スパイダーズのキャプテンを務める。
韓国メディア『ザ・スパイク』によれば、興国生命の関係者は9月14日、「キム・ミヨン選手に代わってキム・ヨンギョン選手が次期シーズンのキャプテンを務める。先週、変わった」と明かした。
同関係者は、「監督がキム・ヨンギョン選手にさらに責任感を持ってほしいという意味で、キャプテンを任せた」と付け加えたという。
キム・ヨンギョンは今年、10年ぶりに興国生命スパイダーズに復帰した。復帰後もチームのメンバーたちに溶け込んでいる。前キャプテンのキム・ミヨンは以前、「ヨンギョン先輩はムードメーカーだ。口が休むことがない」と話したりした。また「いつも情熱的でポジティブだから、たくさん学んでいる」とも明かしていた。
2005年からプロ選手として活躍してきたキム・ヨンギョンだが、プロチームでキャプテンを務めるのは今回が2度目となる。キム・ヨンギョンは2019-2020シーズンに、トルコリーグのエジザージュバシュのキャプテンを務めた。これはチーム初の外国人選手のキャプテンだった。
ちなみにキム・ヨンギョンは、女子バレー韓国代表のキャプテンも務めている。国際バレーボール連盟(FIVB)ワールドグランプリ2014からだ。
『ザ・スパイク』によれば、キム・ヨンギョンがキャプテンを引き受けたからといってキム・ミヨンの役割が消えるわけではないという。キム・ミヨンがキム・ヨンギョンよりチームメイトをもっとよく知っているだけに、彼女も積極的に新キャプテンを支える見込みだ。
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