女子テニスの大坂なおみ(世界ランキング9位・日本)が2年ぶりに全米オープン女子シングルスで優勝した。
大坂なおみは9月13日(日本時間)、ニューヨークで行われた全米オープン女子シングルス決勝で、ビクトリア・アザランカ(27位、ベラルーシ)を2-1で下し、優勝トロフィーを掲げた。
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一方、2016年に息子を産んでコートに戻ってきたアザランカは、ママさん選手としては通算4度目のメジャークイーン入りを狙ったが、大坂の壁を越えることはできなかった。2012年と2013年に続く全米オープン通算3度目の準優勝に終わった。
2018年の全米オープンで生涯初のグランドスラム優勝を果たした大坂は、昨年の全豪オープンに続き、個人通算3回目のグランドスラム優勝を果たした。
大坂は男女を通じて、アジア国籍選手としては初めてグランドスラムのシングルスで3回優勝を記録することになった。大坂に先立ち、アジア国籍選手としてグランドスラムのシングルスで優勝した選手は、2011年全仏オープンと2014年全豪オープンで優勝した李娜(引退・中国)が唯一だ。
現役選手でグランドスラムのシングルス3回以上優勝経験者は、セリーナ・ウィリアムズ(23回)、ビーナス・ウィリアムズ(7回)、キム・クレイシュテルス(4回)、アンゲリク・ケルバー(3回)の4人だけだ。大坂が5番目に名を連ねることになった。
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