韓国女子ツアーの日程が再び変更となった。
韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)は9月10日、来る10月8日開幕予定のメジャー大会「第21回ハイトジンロチャンピオンシップ」(10月8~11日、賞金総額10億ウォン=約1億円)を翌2021年に延期することを発表した。
また、同大会が行われる予定だった期間(10月8~11日)に、「2020オーテックキャリアチャンピオンシップwith世宗フィールドゴルフクラブ」を開催することも併せて発表した。
今大会は世宗(セジョン)特別自治市に位置する世宗フィールドゴルフクラブで開催され、賞金総額は8億ウォン(約8000万円)と定められた。
同日、KLPGA事務局では「2020オーテックキャリアチャンピオンシップwith世宗フィールドゴルフクラブ」の開催調印式が行われた。調印式にはオーテックグループのカン・ソンヒ会長、世宗開発のチョン・ヨンウォン代表理事、KLPGAのカン・チュンジャ代表理事が参席した。
オーテックグループのカン・ソンヒ会長は「世界トップレベルの選手が出場するKLPGAの正規ツアーを、行政首都である世宗で開催できてとても光栄だ」とし、「新型コロナで大変な時期ではあるが、今回の大会が選手やゴルフファンに活気を届けられることを願っており、ゴルフを愛するすべての方々が困難を乗り越えるのに少しでも役に立てることを祈っている」とコメントした。
大会コースを後援する世宗開発のチョン・ヨンウォン代表理事は、「国内最高の人気スポーツの一つであるKLPGA大会を世宗フィールドゴルフクラブで開催できることが嬉しく、光栄に思う。選手が安全な環境でプレーできるよう、防疫管理の面で惜しみない支援を約束する」と伝えた。
そして、KLPGAのカン・チュンジャ代表理事は「困難な時期にもかかわらず、KLPGAとともに大会を開催することを決定してくださったオーテックグループのカン・ソンヒ会長と世宗開発のチョン・ヨンウォン代表理事に心から感謝申し上げたい」とし、「安全を最優先西、希望と活気あふれる大会を作ることができるよう、KLPGAも最善の努力を尽くしたい」と意気込んだ。
ちなみに、会場となる世宗フィールドゴルフクラブは、現在人気急上昇中の美女ゴルファー、アン・ソヒョンが無名時代から練習拠点として利用していたことで知られている。去る7月には両者間でスポンサーシップ契約も結んでいた。
アン・ソヒョンにとっては、ゆかりのある地での開催となるだけに、今大会への出場はいつになく意義深いものとなるだろう。
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