トロント・ブルージェイズのリュ・ヒョンジンが、9月8日(日本時間)のニューヨーク・ヤンキース戦で先発登板し、5イニングを投げて6被安打(3被本塁打)2四球5奪三振で5失点を喫した。
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ヤンキース戦以前までの6試合では合計6失点(自責点4)と好調ぶりを見せていたリュ・ヒョンジンだが、今回のヤンキース戦では一試合で5失点を浴びてしまった。これにより、防御率も2.51から3.38へと引き上げられている。
地元メディア『スポーツネット』の実況ダン・シュルマン氏と解説バック・マルティネス氏は、リュ・ヒョンジンのヤンキース戦での投球内容を指摘した。
特にマルティネス氏は、過去6試合と今回のヤンキース戦のピッチングの違いを“フォーシームファストボール”と語った。ストレートの投球頻度を減らしたことが、5回に2失点した決定的な原因であるという。
「チェンジアップはとても素晴らしかった。しかし、ファストボールはどこに行ったのか?ストレートで打者を惑わすピッチングが無かった」と、マルティネス氏はリュ・ヒョンジンの投球内容を残念がった。
リュ・ヒョンジンは1回表に2打席連続本塁打を許していた。そのこともあって、以降はストレートの頻度を減らし、変化球中心の配球に変えたのだろう。実際、5回に投げた33球の内、フォーシームファストボールはわずか4球のみだった。
だが、結果的には5イニングを通して5失点と、過去6試合と比べて不振な姿を見せてしまった。
リュ・ヒョンジンがヤンキース戦で記録した最高球速は145キロ。直近6試合と比較し、最も遅い球速だった。
なお、試合は7-12でブルージェイズが勝利している。
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