米メジャーリーグ、トロント・ブルージェイズの“エース”リュ・ヒョンジンが5回表の危機を克服できず、無念を残した。
リュ・ヒョンジンは9月8日(日本時間)、セーレン・フィールドで行われたニューヨーク・ヤンキースとの試合に先発登板し、5回まで5失点した。
ブルージェイズが1回表に2失点、4回表に1失点し、2-3でリードを許していた5回表、リュ・ヒョンジンは危機を乗り越えることができなかった。リュ・ヒョンジンは5回表、先頭打者タイロ・エストラーダをファーストゴロで討ち取った。
しかし次の打者DJ・ルメイユを残念な守備で出塁させた。リュ・ヒョンジンは外角を攻めてDJ・ルメイユからゴロを誘ったが、一塁手ロウディ・テレスがダイビングキャッチに失敗。内野安打で1死1塁となった。
続くルーク・ボイトに投げたチェンジアップはレフト前に運ばれ、1死1、2塁のピンチを迎えた。危機的状況でアーロン・ヒックスをキャッチャーファールフライで処理したが、次のクリント・フレイジャーを攻略できなかった。クリント・フレイジャーに投げた5球目のチェンジアップが甘く入り、ヒットを許して2失点。失投1つが最悪の結果を生んだ様子だった。フレイジャーは3塁まで進んだ。
2死3塁の危機でグレイバー・トーレスを四球で出塁させたが、ミゲル・アンドゥハーを三振に討ち取って5回表を終えた。
この日、5失点のリュ・ヒョンジンのシーズン防御率は3.19となった。
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